日目 (2002/09/20)
     

 5日目はTVで見てからあこがれていたカトンベーカリーに行きます。その他はカヤトースト、シーフードを食べ、ハンコのオーダーをします。内容的にはほとんど食べてばっかりって感じですね(笑)。

     
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朝食はセブンイレブンと

伊勢丹スコッツ

 朝食は、あいも変わらずセブンイレブンのサンドイッチです。香辛料がきいていて、それなりに現地の味を楽しめるんですよ。ただあの香辛料は、苦手な人がいるかもしれませんね。

 左から順に

   Chicken & Cheese  2.05ドル(144円)
   Egg & Cheese  1.80ドル(126円)
   Texas Pepper Chicken  2.30ドル(161円)

ですが、個人的にはChicken系が美味しいと思います。

 梨は伊勢丹スコッツの売り場のおばさんが、「It's very sweet !!」と薦めてくれたものです。・・・が、それほど甘くなかったなぁ。日本で食べる梨のほうがずっと旨いです。

 リンゴは旨かったそうです(奥様談)。レシートでは Import Fruits となってましたから、たぶん日本から輸出したものなんでしょうね。

セブンイレブンの
サンドイッチ

伊勢丹スコッツの
売り場のおばさんに
薦められた梨

以外に美味しかった
リンゴ

カヤトーストを食べに

Ya Kun Kaya Toast

 今日最初の予定は、おととい失敗したハンコのオーダーです。JTBデスクと何回かやり取りした結果、おととい見たCinpo という店が目的の店だったことを知りました。そこでもう一度行くことに決めたんです。

 Cinpo はチャイナタウンにあり、ラッフルズ・プレイス駅から歩いていきます。とその途中に、カヤトーストで有名なヤ・クン・カヤ・トーストがあるじゃないですか。これはぜひ食べに行かなくては。

 ということでラッフルズ・プレイス駅でMRTを降り、クロス・ストリート(Cross Street)に出て、ファー・イースト・スクエア(Far East Square)に向かいました。

 ファー・イースト・スクエアは、昔のチャイナタウンを再現したショッピングとレストランのモールです。ヤ・クン・カヤ・トーストは、クロス・ストリートと交差するチャイナ・ストリート(China Street)に面した場所にありました。きのこのような3連赤屋根が目印です。

 大統領が食べに来たという有名な店で、昼時は並ぶということですが、時間が11時ちょっと過ぎということもあり、席は5割くらいしか埋まってません。私たちは外の席に陣取りました。

 ここで注文したのは、

   Kaya Toast
   Boiled Egg
   Iced Coffee (以上3点セットで 6.80 ドル)(476円)

です。ってゆうか、ここにはカヤトーストと半熟タマゴと飲み物しかありません(笑)。

 さてカヤトーストのお味は・・・うまいっ!!。あっさりした甘さのカヤジャムが、よく焼いたトーストに挟んであるのがカヤトーストです。

 ここのカヤトーストがすっかり有名になった秘密は、トーストの焼き方にあると聞きました。たしかに Deep Roasted のトーストとカヤジャムは、相性抜群でしたね。

 半熟タマゴは、これといった特徴はありません。でも味はいいです。好みでショーユなどの味付けをして食べます。

 カヤトーストセットは、現地の人の朝食や昼食で利用されるということですが、食事という感じではなかったなぁ。軽食とかおやつにちょうどいいと思いました。

ファー・イースト・スクエア

赤屋根が目印の
ヤ・クン・カヤ・トースト

これが有名なカヤトースト

半熟タマゴ

Cinpo でハンコをオーダー  ヤ・クン・カヤ・トーストを出た私たちは、クロス・ストリートを進み、左折してニュー・ブリッジ・ロード(New Bridge Road)に入りました。少し進むとラッキー・チャイナタウン・ビルの Cinpo に到着です。

 ここで再度JTBデスクに電話し、これから行くことを Cinpo の店員に話してもらいました。英語が分からない店員なので、JTBに通訳になってもらったわけです。便利なものは利用しなくちゃね。

 店に入ると、JTBの話が通じていて、すぐにハンコの見本を出してくれました。何種類かありましたが、干支がモチーフになっているものと、ドラゴンがモチーフになっているものを注文しました。1個 30ドル(2100円)です。

 なにしろ英語がダメなので、意思の疎通はたいへんでした。細かいことを聞くことができないんです。干支を選ぶだけで、店の奥に貼ってある表のようなものを見ながらたいへんな騒ぎでした。

 ハンコを選んだら、彫ってもらう名前を紙に書いて知らせます。これはなんとかなりました。

 材質はなんなんでしょうね。見た目は木のように見えましたが・・・。

 注文を終え、紙に 19:00〜20:00 と書いて自分たちを指差し、地べたを指差しました。これで 19:00〜20:00の間に取りに来ると通じたようです(笑)。

豪華ケース入りハンコ

左2個が干支
右2個がドラゴン

ネクタイが3本10ドル!!  念願だったハンコをオーダーできてご満悦の私たちは、チャイナタウンを少し散策してみることにしました。チャイナタウンって面白いんです。何度でも行きたくなる場所ですね。

 骨董屋とかみやげ物やを冷やかしながら歩いていると、ふと目に付いた看板があります。

   TIE 3 FOR $10 (700円)

 なんなんでしょうね、このアンビリバボーな値段は!!。ネクタイが 1本230円くらいで買えちゃうなんて(笑)。さっそく物色し始めましたが、残念ながら3本10ドルの中には気に入った柄がありませんでした。

 そこで!、高級なほうの1本5ドル(350円)のネクタイを 2本買いました。

 店員は私たちを日本人と見て、しきりに店の奥にある本当に高級な商品の棚に連れて行こうとしますが、そうはいきません。貧乏人をなめちゃいけませんやね。高いものなんか買うもんか。

ネクタイが3本10ドル!!

高級なほうは1本5ドル

1本5ドルを2本買いました

ダック・ツアーへGO!

Duck Tour

 次のイベントは、ダック・ツアーといって、米軍払い下げの水陸両用艇による市中観光です。

 2002年の6月に始まったばかりの観光ミニツアーなので、ご存知の方は少ないのではないでしょうか。旅行に行く前にシンガポール政府観光局に資料請求し、送ってもらった資料の中に情報があったんです。

 ダックツアーは、JTBデスクで申し込むことができます。私たちはチャイナタウンから、JTBデスクまでタクシーで行きました。5ドル(350円)です。

 JTBデスクはDFSのある建物の1階にありますから、タクシーを使うときはDFSを目標にしてもらうといいでしょう。

 ダック・ツアーは、1時間ごとに出発します。申し込んだのが13:00ちょっと前だったので13:00は間に合わず、14:00で申し込みました。

   1人分の代金   33ドル(2310円)

 ダック・ツアーが出発するのは、DFSから歩いて10分ほどのところにあるサンテック・シティ・モール(Suntec City Mall)です。集合時間の13:40にダック・ツアーカウンターに行きました。

 ところが!、カウンターに誰もいないんですよね。隣りのカウンターのあんちゃんが心配そうにいろいろ話しかけてくれるのですが、申し訳ないけど現地語は分かりません。日本語で応酬しながら待っていると、13:45頃やっと係員が現れました。やれやれ。

 カウンターで案内されて出発場所に行ってみると・・いましたいました。でかい図体の水陸両用艇が。

 なんだかすげぇ車体ですねぇ(・ ・)。タイヤなんか奥様の背丈くらいあります。それにすんごくぶっといです。乗り込むときなんか、階段のぼるんですよ。

 ウィークデーだったこともあり、乗客は多くありませんでした。人形のように可愛い5歳くらいの女の子を連れたヨーロッパ系の夫婦と、現地の人らしい5人組だけです。さっそく最前列の席に陣取って、出発を待ちます。

 運転席を見ると、う〜ん、車でもなく船でもなく・・・。初めて見るコックピットですね(あたりまえか。

 さて14:00ちょうどになりました。出発です。エンジンをかけると、うぉっ、すごい音だ。たぶんディーゼルエンジンでしょう。

 走り始めました。揺れ方が車と全然違います。はっきり言って乗り心地はよくありません。軍用車ですからね。太くてでかいタイヤのせいだと思いますが、縦揺れがすごいんです。ちょっとした段差を踏んだだけで、上下にボヨ〜ンボヨ〜ンって(笑)。

 道路に出ると、ガイドさんが解説を始めました。すごい早口の英語なのでほとんど聞き取れません。たぶん建物の解説などをしているのでしょう。

 車?は、しばらく街中を走ります。市街中心地の観光コースです。しかしダック・ツアーってヒンシュクものですね。車線幅よりも広い車体で、のろのろ走るんですから。はた迷惑なことこの上ないです。乗ってる身分としては、周りを見下ろしながらで気分いいですけど(笑)。

 15分ほど市街地を走って、車は海に向かいます。木立の間を通り抜けると・・・眼の間に海が。

 そして車はそのままザッボ〜ンって海に入っちゃいます。この瞬間がダック・ツアー最大の醍醐味ですね。

 海に入ってしまえば、何のことはないただの船です。そのまま船は進み、マーライオンに向かいます。

 3年前にシンガポールへ行ったとき、マーライオンは口から水を吐いてませんでした。そのときのガイドさんの話では、その時点ですでに数年間故障しててずっと水を吐いてないってことでした。

 だからマーライオンが近づいてきたとき、びっくりしました。口から水を吐いてるんですよね。初めて見ました。

 マーライオンの前をゆっくり通り過ぎると、ダック・ツアーでの観光スポットは終わりです。あとは帰るだけなのですが、これからがたいへんでした。

 全員に Duck Tour Jingle という紙きれが渡されましたが、これがダック・ツアーのテーマソングの歌詞カードなんです。そしてガイドさんの音頭で、全員もれなく歌わされます。

 何回か繰り返し歌ったところで、今度は目が合った客をガイドさんが指名します。その客は前に出てマイクで歌わなければなりません。私たちは・・・ガイドさんと目を合わさないようにしていました (^ ^;;;。合いの手の「ぐぁっぐぁっ」ってのだけは協力しましたが(笑)。

 再び陸にあがって出発地点に戻るときは、周りの人に向かって手を振らされます。最近始まったオプションなので現地でも知らない人が多いらしく、口あんぐりでこっち見てる人がいたりして面白かったです (^-^)。

 ダック・ツアーは体験して正解でした。初めてのシンガポールでも、何度目かのシンガポールでも、誰でも楽しめると思います。情報では所要時間75〜90分となっていましたが、実際は約60分でした。だから半端な時間ができたときなどに体験するのにいいですよ。お勧めです。

DFSの1F奥に
JTBデスクがある

何度もお世話になった
JTBデスク

水陸両用艇の勇士

腰高ボディなので
目線が高いです

水陸両用艇の
コックピット

ドライバーのおにいさんは
かっこよかった(^-^)

早口英語でしゃべる
ガイドのおねえさん

富の噴水を横目に見ながら

木立の向こうに海が

いよいよ海に入る

波を蹴立てて驀進

水を吐いている
マーライオン

あこがれの
カトンベーカリーへ

Katong Bakery

 次の目的地は、カトン地区です。カトン地区は観光スポットではありません。昔のシンガポールがそのまま残っている、いわゆる下町です。欧米の旅行ガイドブックにはたいてい載っているそうです。日本のガイドブックにほとんど載っていないのは、ちょっと寂しいですね。

 TVのシンガポール旅番組で、この地区にあるカトンベーカリーというパン屋さんが紹介されていました。

 90歳になる2人のおじいちゃんが仕切っているお店で、アンパン一筋50年焼いているそうなんです。それを見たときから、行きたくて行きたくて。

 サンテック・シティ・モールからカトンへは、タクシーで行きました。カトンベーカリーの場所は知らなかったので、イースト・コースト・ロード(East Coast Road)とジュー・チャット・ロード(Joo Chiat Road)の交差点で降ろしてもらいます。

 実にいいかげんに降り場所を決めたのですが、結果は大当たりでした。住所(East Coast Road 75)は知っていたので番地を頼りに探すと・・・あ、あったv(^-^)。交差点からシティ方向に20mくらいのところに、カトンベーカリーの赤い建物はありました。

 このときはめちゃくちゃ嬉しかったなぁ。今回のシンガポール旅行の中で、個人的にいちばん行ってみたかったお店でしたから。

 さっそくお店に入ります。そこには昔の日本にもあったような木枠のガラスケースがあり、夢に見たアンパンが山積みされています。これだよ、これ。

 もうひとつの丈の高いケースの中には、ロールケーキやらシュークリームらしきものが並んでいました。全部食べたいくらいでしたが、そうもいきません。残念です。

 さてガラスケースの横には、お店を仕切る2人のおじいちゃんのうちの1人が座っていました。そしてケース内を覗き込んでいる私たちに向かってひとこと、「アンパン?」。

 私たちの他にもTVを見て尋ねていく日本人がいるのかもしれませんね。それともおじいちゃんの世代(90歳)は、日本軍が日本語を残していったのでしょうか。ちょっと複雑な心境です。

 とりあえず私たちは大きくうなずき、さっそく指差してから指を立てて数を表現する万国共通の注文方法で、アンパンを6個、隣りにあったココナッツアンパンを3個注文しました。店内で1個ずつ食べ、あとはお土産に持って帰るつもりです。

 アンパンを持って店内のさらに奥に入り、テーブルにつきました。見回してみると、このお店はすべてがアンティークです。テーブルも、椅子も、壁も、ショーケースもすべて!。だから多少椅子がガタついても我慢しなくちゃね。もちろんエアコンなんかありません。天井ででっかい扇風機が、ゆったり回っているだけです。

 とその時、左側の壁を下から上に向かってカサカサッと何かが走っていきました。でっけぇヤモリです。写真は撮りそこねました。あんな素早いの無理です(^^;;;。

 ということがあったあと、奥様はコーヒーを、私は紅茶を注文し、さっそくあこがれのアンパンをほおばりました。

   中華餡アンパン  0.40ドル(28円)
   ココナッツアンパン  0.40ドル(28円)
   コーヒー  0.7ドル(49円)
   紅茶  0.7ドル(49円)

 暑い店内で熱いお茶。もう汗だく状態です。でもそれがいいじゃないですか。旧き良きシンガポールは暑いんです。

 旨いなぁ、徳光さんが120点って言ってたのは本当だなぁと思いつつ、小さめのアンパンはすぐに胃袋に収まっちゃいました。

 何が旨いって、ここのアンパンの餡は、中華餡なんです。それが昔ながらのちょっとボソッとしたパンと、絶妙のハーモニーをかもし出しています。

 ココナッツアンパンは、まぁまぁって感じですね。中華餡のほうがずっと旨かったです。

あこがれの
カトンベーカリーの前で

歴史が刻まれた外壁

今回の旅行でいちばん
食べてみたかったアンパン

左がココナッツ右が中華餡

ココナッツアンパンの中身

中華アンパンの中身

お土産のアンパンを持って
大満足の私

カトン街歩き  美味しい美味しいアンパンを食べたあとは、カトンの街を散策することにしました。カトンベーカリーを出て左に行き、ジュー・チャット・ロードに曲がります。そこから北へ向かってしばらく歩いてみました。

 カトンの街は高い建物もなく、あぁこれが昔のシンガポールなんだなぁと思わせる街並みです。住宅地の中に小さなお店が点在するような感じです。

 建物の色はカラフルです。黄色、ベージュ、赤、青などいろとりどりですが、どぎつい感じはしません。全体的にパステル調の感じがしました。右の写真3枚は、いずれもジュー・チャット・ロードで撮ったものです。

 さて実は歩きながらもう1軒探しているお店があったんです。やはりTVで見た総菜屋さんで、店先では駄菓子を売っているようなお店です。

 駄菓子って面白いじゃないですか。子供の頃は駄菓子屋で育った世代なので、シンガポールの駄菓子がどんなものかぜひ見てみたかった。しかし、目的のお店は見つかりませんでした。ちょっと心残りです。

 私たちはジュー・チャット・ロードそのまましばらく歩き、同じ道をイースト・コースト・ロードまで戻ってきました。タクシーを降りた場所です。これからまだ行く場所があるし、でき上がったハンコを取りに、遅くとも20:00までにはチャイナタウンに行かなければなりません。

 そんな事情なので、もうちょっと歩いてみたい気はしましたが、カトンを後にすることにしました。

高い建物がない
カトンの街並み

街角で記念撮影

なるほどここが
旧き良きシンガポール
なんですね

 

最後の夕食はシーフード三昧

Chin Wah Heng Seafood

 さて今日はシンガポール最後の夜です。夕食はちょっとばかり贅沢をしてもいいじゃないですか。

 ということで、私たちはタクシーをひろってUMDCシーフードセンターに向かいました。今夜はシーフード三昧です(^¬^)。

 UMDCシーフードセンターは、イースト・コースト・パークの東のはずれのほうにあります。カトンからのタクシー料金は5ドル(350円)でした。

 UMDCシーフードセンターに着いたのは、16:30頃です。今日はいろいろ食べているので、まだそんなに空腹を感じません。そこでしばらく海岸べりのベンチで1時間ほどボーッとしてました。

 この時間は、今回の旅行中もっとも贅沢な1時間だったかもしれません。ときどき現れる猫をからかったり、だんだん夕闇になってくる海をながめたり、久しぶりのほんとうにのんびりした時間でした。

 さて時間は17:30になり、のんびりもしていられなくなりました。夕食を始めないと、ハンコを取りに行く時間に間に合いません。私たちはすぐそばに固まっている何軒かのレストランを見て回り、チン・ワー・ヘン・シーフード(Chin Wah Heng Seafood )に腰を落ち着けました。

 この店に決めたきっかけは笑っちゃいます。奥様と話しながら店を見て回っていたのですが、チン・ワー・ヘン・シーフードの前を通りかかったとき、偶然私が「どこで食べる?」と奥様に言いました。

 すると通路脇に座り込んでタイルかなんか洗ってたおっさんが、「食べる」のひとことに敏感に反応したんです。それまでこちらを見向きもしなかったくせに、いきなり立ち上がって「食べる?」とひとこと。

 「食べる」という日本語だけ知ってるんですね(笑)。そしてそそくさとテーブルの用意を始め、手招きしてるんです。そのおっさん、レストランのスタッフだったわけです。あっぱれな商売根性と言っておきましょう。

 さてそんなふうに決めたレストランではありますが、実はチン・ワー・ヘンで食べる予定にはしていました。これもTVで見たんですが、飯島愛とダチョウ倶楽部の肥後君が来たのがこの店で、そのとき食べてたものがすっごく美味しそうだったんですよね。

 だからあるていど、頼むものも決まってました。そこでさっそくオーダーです。

   チリクラブ(小)
   ホタルイカフライ(小)
   カニ入りフカヒレスープ(小)
   蒸しエビ(小)
   ビール
   ライムジュース     総額104ドル(7280円)

 チリクラブは、チリソースの中にぶつ切りのカニを入れてさっと煮たものです。めちゃ旨いです。チリソースは辛いんですが、辛さの中にコクがあって、さっぱりとしたカニとのからみは最高ですね。

 ホタルイカのフライは、小さなイカをから揚げにし、甘めのソースをからめてあります。香ばしくてこれも旨かった。ただホタルイカってのは間違いじゃないかなぁ。ホタルイカは富山湾だけの特産のはずだし、だいいちどう見てもミミイカだったような気がします。

 カニ入りフカヒレスープは、旨くないわけがないじゃありませんか。めちゃめちゃ旨かった。薄めなので飽きのこない味ですね。

 蒸しエビは、ま、普通かな。香港の魚鯉門で食べた小エビの方が旨かった。辛いソースつけて食べるんですけど、ソースはけっこういけましたね。

 全体的に評価すれば、グーです。わざわざ食べに行ったかいがありました。

 なお余談ですが、日本に帰ってシンガポールのビデオを見直してたら、私が座った席は飯島愛の席でした(なはは)。

猫ものんびり〜

何見てんだよっ

贅沢なひととき

海をバックに

チン・ワー・ヘン・シーフード

チリクラブ

ミミイカのから揚げ

カニ入りフカヒレスープ

蒸しエビ

ハンコを受け取ってホテルへ  今日最後の予定は、Cinpoでハンコを受け取ることです。MRTでチャイナタウンまで行くことにしました。

 UMDCシーフードセンターの最寄り駅はベドク(Bedok)です。タクシー乗り場でタクシーをひろい、行き先であるベドク駅を告げます。

 ところがドライバーに全然通じないんですよね。ドク、ベク、ベドなどいろいろ試しましたがダメでした。最終的には MRT Station で分かってもらえましたが、いったいどんな発音をすれば通じるのだろう・・・。

 ベドク駅からラッフルズ・プレイスまで行き、歩いて Cinpo へ向かいます。もう何度も通って慣れた道です。

 無事ハンコを受け取り、最後にもう一度マックスウェル近くの縁日みたいなとこへ行ってみることにしました。3日目に見つけたところです。

 相変わらずすごい人出でしたね、縁日は。人の海を掻き分けて進み、行列ができる月餅屋に行きました。ここで緑色の餡の新作月餅を2箱購入です。3日目に見かけて、ずっと気になっていた月餅屋なんです。

 そのあと、やはり3日目に一休みした食堂へ行き、外のテーブルに陣取って一休みしました。座って人の流れを見ていると、「あぁ、今日で終わりなんだなぁ」と感慨しきりです。

 飲み物でリフレッシュした私たちは、タンジョンパガー駅まで歩き、MRTでオーチャード駅まで行きました。

 オーチャード駅では、ez_link カードを精算しました。最初 15ドルで購入し、途中で 10ドル追加しましたから、2人分で総額 50ドル入金しています。これを精算したら、 38ドル戻ってきました。なんか得した気分♪。

 以上で5日目は終了です。明日は朝便で帰るから、早めに寝なくちゃ。

相変わらず人と車で
ごったがえしていた縁日
みたいなとこ

行列ができてた店で
買った月餅