4日目 (2000/09/04) | ||
4日目はお寺の観光がメインです。 シャングリラホテルからそう遠くないワット・ポー、ワット・アルンなどを自力でまわります。 夜はスリヤさんと会うことになっているので、どこか美味しいところで夕食です。 |
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船で行ける所は
船で行くのが便利 |
タイの交通事情は、半端じゃなく悪いです。 特に朝晩のラッシュ時など、大渋滞でにっちもさっちもいきません。 2日目の夜コカレストランに行くときに、渋滞のすさまじさを実感しました。 このタイ旅行は3年前ですが、あのすげぇ渋滞を見た限り、3年間ぽっちでめざましく改善されているとはとても思えません。
そのような事情なので、BTS(スカイトレイン)や船で行ける所は、できるだけ陸上交通を利用しないのがベターです。 今日はワット・ポーをはじめ、いろいろなお寺を見に行くのですが、もちろんチャオプラヤ・エクスプレス(定期船)を利用しました。 |
タクシン橋の 朝の渋滞 ![]() 橋の左側のたもとに 船着場がある |
定期船でワット・ポーへ |
さて午前中のんびりしてしまった私たちは、お昼頃ホテルを出ました。 タクシン橋のたもとにある、サトーン桟橋に向かいます。 ほとんどホテルの中を歩いていくだけなので、暑さもなくとても楽です。
サトーン桟橋に着いた私たちは、チャオプラヤ・エクスプレスが来るのを待ちました。 チャオプラヤ・エクスプレスは、チャオプラヤ川を運行している定期船で、とても便利なアシです。 各駅と急行がありますが、目的地であるター・ティアン船着場まではどちらでもかまわないようです。 私たちが乗ったのは、急行でした。 サトーン桟橋からター・ティアン船着場までの料金は、たしか20バーツ(60円)くらいだったと思います。 |
サトーン桟橋で チャオプラヤ・エクスプレス を待つ ![]() |
渡し舟でワット・アルンへ |
東岸にあるター・ティアン船着場に着いた私たちは、まず西岸にあるワット・アルンから攻めることにしました。 東岸にはワット・ポー、ワット・プラケオなどが固まっているので、ひとつだけ離れている対岸のワット・アルンから見ることにしたんです。
対岸に渡るには、渡し舟を利用します。 料金は2バーツでした。 |
渡し舟の船内
![]() |
ワット・アルン |
対岸に渡った私たちは、ミネラルウォーターを買ってワット・アルンに向かいました。 そんなに距離があるわけじゃないんですが、とにかく暑い。 暑い、暑い、暑い。 だから水は絶対に買っとかなくちゃ。 さてワット・アルンと言えば、暁の寺として有名ですね。 正式名称は、ワット・アルン・ラチャワラーラームというんだそうです。 舌噛みそう (^^;;; アユタヤ王朝崩壊後に作られた新しい寺ということもあり、保存状態もばっちり。 実に見ごたえのあるお寺です。 タイのお寺は初めて見ましたが、素晴らしいものですね。 複雑な彫刻が施されている塔も美しいですが、彫像が特に素晴らしかった。 ということで、写真は彫像がメインになってます。 |
美しくそびえる塔
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ワット・ポー | ワット・アルンを後にした私たちは、再び渡し舟に乗って対岸に渡り、ワット・ポーへ向かいました。
ワット・ポーも有名ですね。 正式名称は、ワット・プラチェトゥポン・ウィモンマンカラワートだそうです。 絶対覚えられない(笑 ワット・ポーで有名なのは、大寝釈迦像とタイ式マッサージです。 とりあえず見てまわってから、マッサージを体験しようということになりました。 大寝釈迦像は建物の中にありますが、いやぁ、巨大なものですね。 全長49mもあるそうです。 どおりででかいわけだ。 キンキラキンのお釈迦様を、頭の方からゆっくり見ていって足のところまできたとき、びっくりしました。 足の裏の彫刻が素晴らしいんです。 細かいしとても美しい。 思わず写真撮っちゃいました。 右の写真がそうですが、向きを間違えて貼り付けたわけじゃありません。 右を下にして寝ているお釈迦様ですから、足も横になっています。 だから彫刻も横向きなんです。 さてしばらくワット・ポーを見た後、境内にあるタイ式マッサージの建物に行ってみました。 ワット・ポーには、タイ式マッサージの学校があり、その生徒さんたちが行うので格安でマッサージを受けることができます。 街なかのマッサージ店では通常3,000〜4,000円くらいする料金が、ワット・ポーでは1,000円くらいです。 これを体験しない手はありません。 ところが、ここのマッサージは有名なんですね。 ものすごく混んでました。 聞いてみると1時間以上待つそうです。 う〜ん、1時間かぁ。 2人で協議した結果、非常に非常に残念ですが、あきらめることに決定。 泣きながらワット・ポーを後にしました(T_T)。 |
有名な大寝釈迦像![]() |
ワット・プラケオ | ワット・プラケオは、通称エメラルド寺院、正式名は、ワット・プラ・シー・ラタナー・サーサダーラームです。
ワット・ポーを出たら、サナーム・チャイ通りを北に向かって行ったところにあります。 船着場1個ぶん歩くので、けっこう疲れました。 暑さもあります。 汗だらだらでたどり着きました。 入り口がよく分からず、周囲をぐるーーーっと歩いてしまったので、さらに疲れ倍増です(はぁはぁ そうそう、歩いてる途中でバスを見ましたが、ドアは開けっ放しでした。 BTSのモー・チット駅近くで見たとき、バスのドアが開けっ放しで驚きましたが、やはりどこでも開けっ放しなんですね。 う〜ん、乗れない (^^;; ワット・プラケオの敷地に入ったときは、びっくりしました。 塔をはじめ、あっちもこっちも金色に輝いています。 金は権力の象徴なのでしょうか。 |
ワット・プラケオの 黄金色に輝く塔 ![]() |
広い敷地を見てまわりましたが、どこもかしこも綺麗でしたねぇ。 ここは必見です。 建物、塔、彫像、彫刻など、金と原色をふんだんに使ってあり、あでやかで美しい。 多少疲れもありましたが、かなり歩き回りました。 汗だくになって歩き回る価値のあるところだと思います。 そんな中、回廊のようなところに壁画を見つけました。 マハーバーラタの場面場面を描いた壁画です。 回廊の壁にずらーーーっと並んでいて壮観でした。 マハーバーラタは、仏教の本家本元インドに伝わる大叙事詩です。 大抒情詩ラーマーヤナと並んで有名なので、ご存知の方もおいででしょう。 実はマハーバーラタには、以前から興味を持っていました。 天駆ける車ヴィマナ、最終兵器アグネアなど、核戦争を描いたものではないかという説があるんです。 宇宙考古学にすごく興味のある私は、この壁画をみつけたときは嬉しかった(^-^)。 すごい数なので全部は見れませんでしたが、少しでも見ることができてたいへん満足しました。 それから、昔の武具が集められている博物館も面白かった。 どっかの建物の半地下のようなところにあったんですが、ロールプレイングゲームに出てくる、名前しか知らなかった武器が目の前にあるんですから。 ランス、スピア、鎖鎌、モーニングスターなどの武器、それに鎖帷子、メイル、兜などの防具がたくさん展示されていて、しかも全部本物。 これってRPGフリークにとっては夢のような世界です。 管理人の管理人にとっては、どーでもいいところのようでしたが(笑 王宮では、衛兵さんが立ち番をしていました。 直立不動の姿勢を崩せないので、記念写真の餌食になりまくっちゃうのはしょうがないですね。 もちろん私たちも撮らせていただきました(笑 |
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腹減ったので
食堂に飛び込む |
夢中になって見てまわっていた私たちですが、ふと気がつくとめっちゃ腹が減ってます。 当然ですね。 もう15:00まわってるんですから。
そこでワット・プラケオを出た私たちは、船着場に向かいつつ食べ物を探しました。 すると途中にちっちゃな食堂があります。 入ってみたいなぁ。 でも山田さんの忠告もあるからなぁ、といったんは通り過ぎました。 ところが船着場まで行っても、レストランなんかありません。 そこでとって返し、思い切ってそのちっちゃな食堂に飛び込んじゃいました。 これが大正解!! 店先では、おねぇさんとおばさんの間くらいの女性が、1人で麺を作っています。 けっこう美人系だったなぁ。 いろいろ記憶が飛んじゃってるんですが、こういうことは覚えてる(笑 お店の入り口にはガラスケースがあって、4種類の麺がありました。 細麺、中太麺、太麺、それに平麺です。 その中から、中太麺を指差して注文しました。 トッピングは特に注文した覚えがありません。 女性が気を利かして適当に作ってくれたのかもしれませんね。 それとも適当に指差して注文したんでしょうか。 すんません、覚えてないです(汗 私はパクチーがダメなので、丼の1つだけを指差して「パクチー、ノー」と言ったつもりなのですが、運ばれてきた麺を見ると、2つともパクチーが乗ってません。 管理人の管理人はパクチー大好きなので、後から入れてもらいました。 さてここで料金を払わなければならないのですが、言葉は全く通じません。 英語もダメです。 そこでガイドブックに載っていた、タイ語の数字のページを指差し、「これか?」と目で尋ね、「いや違う、これだ」と指差して教えてもらい、料金を支払いました。 ガイドブックの効果的活用法ですね(笑 この店のことをはっきり覚えてたのは、おねぇさんが美人だったからじゃありません(そこんとこよろしく。 すごく美味かったからです。 鶏ガラのような薄味のスープで、ツミレと少々の野菜が入っただけのシンプルな麺でしたが、これがチョーまいう〜。 はっきり言って、今回のタイ旅行のベスト1です。 あ、それから、食堂でもレストランでも、写真にある調味料セットが置いてあります。 薄味のスープに好みで味付けして食べるんですね。 私たちは辛いのを少し入れましたが、これでまたぐっと美味しくなりました。 |
ビーフンの汁麺 すげぇ美味かった ![]() どこに行っても 右手前の白は砂糖 左奥と右奥の赤いのは 【右の器】 |
定期船で
ホテルへ帰る |
食事を終えた私たちは、いったんホテルへ戻ります。 夜スリヤさんと会うので、連絡が入っているかもしれません。
帰りは、来るときに降りたター・ティアン船着場より1つ先の、ター・チャン船着場からチャオプラヤエクスプレスに乗ります。 食事を終えた私たちはター・チャン船着場に向かいましたが、途中で変なおばはんにつかまりました。 「船をさがしてるのか?」と、片言の英語で話し掛けてきます。 「そうだ」と答えると「こっちだ、こっちだ」とどんどん歩き始めます。 なにげに付いていったら、なんのことはない、チャーター船の客引きでした。 差し出された料金表を見ると、最低200バーツからになっています。 こんな高いもん乗れるかっ。 私たちは「ノー、サンキュウ」を連発しながら逃げました。 危ない危ない、引っかからんぞ、そんなもん。 船着場の雑踏の中、ちょっと探し回り、目的のチャオプラヤエクスプレスを見つけました。 それほど待つこともなく船はやってきて、さっそく乗り込みます。 今度は各駅です。 各駅は急行より安く、サトーン桟橋まで確か16バーツだったと思います。 |
帰りは各駅の定期船![]() |
晩飯は
スパイスマーケット |
ホテルへ帰ってひと休みし、今度はBTSでタイ伊勢丹に向かいます。 タイ伊勢丹はチットロム駅の近くにあるワールドトレードセンターの並びにあります。 チットロム駅から歩いて10分ほどです。
2日目にはすっぽかされたスリヤさんですが、この日はちゃんとホテルに連絡が来ていて、会うことができました。 管理人の管理人は久々の再会でニコニコしています。 スリヤさんは、タイ伊勢丹が開業するときからのスタッフで、現在も活躍中です。 スリヤさんが仕事を終えるのを待ち、何か食べに行こうということになりました。 そして連れて行っていただいたのが、スパイスマーケットです。 スリヤさんのマイカーはBMW、リッチですね〜。 その車で、大渋滞の中、スパイスマーケットまで乗せていっていただきました。 このお店はたいていのガイドブックにも載っているので、皆さんもご存知でしょう。 代表的なタイ料理のお店です。 ここで謝っちゃいます、ごめんなさい。 このお店で食べた料理、ほとんど覚えてないんです。 注文はスリヤさんにおまかせしちゃったから、というのは言い訳で、メモすらないのは訳分かんないです。 たったひとつだけ覚えているのは、トムヤムクンです。タイに来たら1度はこれ食べなきゃ、ということで食べたんですが、私にとってはイマイチの味でした。 特にレモングラスがダメでしたねぇ。 夕食後はホテルまで送っていただきました。 スリヤさん、ほんとにありがとうごいざいました。 |
ごめんなさい お見せできる 写真がありません m(_ _)m |