5日目 (2000/09/05)
     

 5日目は、観光の予定は組みませんでした。 帰る前の日というか、今夜の便で発つので、タイイセキュウやジム・トンプソンにお土産を探しに行くくらいです。 わりとのんびりした1日になりました。

     
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BTSで

タイ・イセキュウへ

 今日でタイとはお別れです。 名残を惜しむように朝はのんびり起きました。 ってゆうか、単にグータラしてただけかもしれません(笑。 朝は毎日ぐーたらしてたような気もしますね (^^)

 予定として決めているのは、お土産探しです。 ぜひ買いたいのは、ベンジャロン焼きの陶器とタイシルク。

 ガイドブックを調べた結果、ベンジャロン焼きは専門店のタイ・イセキュウに行くことにしました。 タイ・イセキュウは日本人の経営なので、「日本語がばっちり通じるかな」、なんて甘い考えです。 BTSに乗って出かけました。

 タイ・イセキュウは、スクンビット線のナナ駅近くです。 サパン・タークシン駅からだと、シーロム線でサーヤム駅まで行き、スクンビット線に乗り換えて東へ3つ目になります。

 乗り換えのサヤーム駅はバンコクの中心地で、すぐ近くにはマーブン・クロン・センターの大きな建物が見えました。 ここには行きませんでしたが、ショッピングモールや銀行などいろいろ揃っているそうです。

 さてナナ駅で降りた私たちは、暑い中スクンビット通りを東へ向かって歩き始めました。 タイ・イセキュウは、ソイ10を曲がって少し歩くと、左側にあるはずです。 「ソイ」というのは「〜通り」といった意味で、ソイ10は10番通りといったところでしょうか。

 ちょっと探してしまいましたが、タイ・イセキュウはちゃんとソイ10に面したところにありました。 もうちょっと広い通りだと思っていたので、探し当てるのに少々手間取ってしまった感じです。

 店に入ってみると、これはすごいっ!!。 なんと美しいのでしょう。

 店内には、食器、花瓶、灰皿などなど所狭しと並んでいます。 こじんまりしたお店ですが、すごい品数で見てまわるだけでもたいへん!

 ここでは、花瓶、灰皿などを購入しましたが、どれもこれも買いたくなるし、目移りするしで、決まるまでにだいぶ時間がかかっちゃいました。

 スタッフは親切で丁寧、とても気持ちよく買い物することができます。 また工房を兼ねているので、彩色する過程を見ることもできて面白いですね。 それから、1割ていどのディスカウントは応じてくれます。 がんばってまけてもらいましょう。

 あいにく経営者の日本人の方は不在でしたが、スタッフも日本語がわかります。 買い物には不自由しませんでした。

 なお、ものの本によると、「ベンジャロン」とはサンスクリット語で「五彩」の意味だそうです。

BTSの
サパーン・タクシン駅

BTSの車内は
が〜らがら

マーブン・クロンセンター

ベンジャロン焼きの
タイ・イセキュウ

タイシルクと言えば

ジム・トンプソン

 次に向かったのは、タイシルクの専門店、ジム・トンプソンです。 ジム・トンプソンは、シーロム線サラデーン駅の近くにあります。

 ナナ駅でBTSに乗ってサーヤム駅まで戻り、シーロム線に乗り換えました。 南に向かって2駅でサラデーン駅です。 ホテルに帰る途中って感じですね。

 サラデーン駅からジム・トンプソンまでは、1本道を北へ向かうだけなので、迷わず行くことができました。 ジム・トンプソンは、ラマW世通りとスリウォン通りの交差点にあります。

 ジム・トンプソンはいくつか支店もあるタイ有数のシルク専門店で、私たちが行ったのが本店です。 さすが本店だけあって、立派な外観でした。 ドアマンまでいて、高級感がただよいまくりです。 場違いだなぁ、私たちって(笑

 お店の中は、1階2階ともすべて、シルク、シルク、シルク。 お客さんはかなり入っているのですが、とても静かです。 スタッフも優雅に動き回っていました。

 私たちは、ここでいくつかお土産を買いました。 値段は少々高めで、値切れるような雰囲気はありません。 ふつーに買っちゃいました。

タイシルクと言えばここ
ジム・トンプソン

ホテルへ帰って

釈迦頭を食す

 買い物を終えたら、もう後は帰りの準備をするだけです。 4泊なんてあっという間ですね。 帰りが近づいた寂しさを味わいながら、BTSでホテルへ戻りました。

 ホテルへ戻る途中では、カスタード・アップル(現地名ノーイナー)を買いました。 これ食べたことがなくて、一度食べてみたかったんです。 私が憧れていた果物にシュガー・アップルというのがあるんですが、たぶんこれのことだと思います。

 さっそく割ってみると、白い果肉が美しい。 表現は難しいのですが、サクっとして独特の食感で、適度な甘味があります。 憧れが強すぎたのか、想像していたほど美味くはなかったですが、ま、憧れなんてこんなもんでしょ。

 だいたい憧れが強すぎると、裏切られた感じがしますよね。 これ普段でも応用できるんですよ。 何か作って人に食べさせるとき、「あんまり美味くないからね」と言って出すんです。 そうすると期待してませんから、「けっこう美味いじゃん」って思ってくれます(笑

カスタード・アップル
(釈迦頭)

真っ白な果肉は
さくっと甘くて
そこそこ美味い

ホテルともお別れ  荷造りを終えた私たちは、17:00頃ラウンジに降りました。 迎えのバスが来るまで、コーヒーを飲みながら一服です。

 さすが一流ホテルですね。 コーヒーのおつまみに、品川巻、ハニーローストピーナッツ、カシューナッツ、それにクッキーまで付いてきました。

 私たちは静かなラウンジで美味しいコーヒーとおつまみを楽しみましたが、この時間がいちばん寂しい(T_T)。

 飛行機に乗っちゃえばあきらめがつくんです。 でもホテルの中にいる間は、まだ体は旅行モード。 で、頭の中を旅行中のいろんなできごと駆け巡り、「あぁ、それもこれも終わりなんだ」と思うこのときが、いちばん寂しい。

ホテルのラウンジで
最後のコーヒー

空港の穴場レストランで

晩飯

 さて、しばらくするとお迎えのJTBバスがやってきました。 とうとうその時がきてしまいました。 暑かったけど、楽しかったタイともお別れです。

 空港には20:30頃着きました。 ここでガイドさんからチェックインの注意などがあり、航空券を手渡されて解散です。

 解散後、私たちはガイドさんといろいろダベっていました。 タイのことをいろいろお聞きしたり、私たちの体験をお話したりです。 話の中で、「私たちはまだ夕食を食べてない」ことを言うと、それなら「穴場レストランを教えてあげましょう」ということになりました。

 渡りに船です。 「それではご一緒に」ということになり、空港内の穴場レストランに案内してもらいました。

 レストランはかなり奥まったところにあります。 案内していただいたので場所をよく覚えてないのですが、たしか空港に入ったら左のエスカレータに乗り、そこから左の方にずーーーっとクネクネ歩いていくんです。 そうするとどんづまりにあります。

 たどり着いたレストランは、タイ料理専門のレストランでした。 名前は・・・ごめんなさい、分かんないです。 写真見ても、タイ語しか書いてないし・・・

 そして料理を頼んだのですが、またまたごめんなさい。 メモってなくて料理の名前が分かりません。 おまけに値段も分かりません。 とりあえず、写真のようなものを食べました (^^;;;

 私が食べたのは、上側の写真にあるご飯のついてるヤツです。 鶏肉と野菜があんかけになったようなもので、すごく辛かったことは覚えています。 でも完食しましたよ。 ただ辛いだけじゃなくて美味しいので、食べられちゃうんですね、これが。

 下側の写真は管理人の管理人が食べたもので、麺にシーフードと野菜のあんかけのようなものがかかっていました。 これも美味しかったそうです。

 どちらもガイドさんが薦めてくれたメニューで、どちらかと言うと私の方が辛かった。 辛いものが苦手だった私ですが、よくここまで慣れたものです。

 そして最後のタイを楽しんだ後、私たちは機上の人になりました。 バンコク発22:30、JAL718便です。 さよならはしません。 またきっと行くでしょうから。

ドンムアン国際空港の
タイ料理レストラン

料理の名前
分かんないです(^^;;

こちらも分かんない
すんません

レストランにもある
調味料セット