4日目 (2006/07/07) | |||
もう4日目の朝になってしまいました。 今日から後半に突入です。 今日は飲茶を食べてから、ちょっと遠出する予定です。 飲茶の店は、前の晩に決めていました。 カオルーンホテルから歩いて行ける皇上皇酒家です。 そして午後出かける目的地は、これまで行ったことのない屯門(テュンムン)と元朗(ユェンロン)。 中環のフェリーターミナルから屯門までホバークラフトで行き、屯門からは輕便鐵路(LRT)という路面電車で元朗まで行きます。 ・・・・・のようになるはずでした。 ところが!! |
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中港城へ | 7:45
ごろなんとなく目覚めました。 管理人の管理人はまだ寝ています。 私は1日目の夜にたっぷり
"休養" をとっているので元気なのかも(笑
窓の外は今日も雨です。 それもかなり大粒。 でもあまり心配しませんでした。 昨日もおとといも起きたら雨でしたが、午前中の早いうちに止んでいましたから。 管理人の管理人は 9:00 ごろ起きてきました。 ぐっもーに〜ん!! 私たちは、ホテルの部屋でしばらくぼーっとしていました。 というか、皇上皇酒家が開くのを待っていたんです。 情報によると、11:00 オープンですから。 11:00 ちょっと前に出かければいいかなと思っていたのですが、雨はまだ止みません。 しょうがない、傘を買って行くか、と出かける準備をしていたら雨が止みました。 2人ともふだんの行いがいいので、ちゃんと雨が止むようになってるんです(ほんとか? 皇上皇酒家は、廣東道ぞいの中港城(チャイナホンコンシティ)にあります。 私たちはホテルを出て廣東道に行き、北に向かって歩き始めました。 しばらく歩くと、右手に新港中心(シルバーコード)が見えます。 おとといベトナム料理食った〜。 もう少し歩くと、右手に糖朝が見えてきました。 豆腐のデザートが有名ですね。 中港城はもう少し先です。 今度は、歩道橋や高架道路が見えてきました。 高架道路は九龍公園徑(カオルーンパークロード)ですね。 左手には黄金色に輝く建物があります。 すげぇ派手なビルだなと思いながら写真を撮っていたら、なんとそのビルが中港城でした。 中港城め〜っけ。 |
廣東道を北へ![]() 新港中心の近く |
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皇上皇酒家は1F | さて中港城には着きましたが、皇上皇酒家が何階にあるのかは知りません。 フロア案内でも探そうかと思ってふと見ると、なんのことはない、目の前が皇上皇酒家でした。 かなり大きなお店のようです。
入口を探す必要もありませんでした。 エスカレータ横にはすごく目立つ看板があり、その左手奥が入口です。 ちょっと高級そうな店構えですね。 いつも私たちが行くような街の食堂とは大違い(笑。 ひょっとしたら高いのかな、と少々ビビリながら店内に入ります。
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外から見た皇上皇酒家![]() |
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皇上皇酒家のシステム | 店内に入るとすぐ、にこやかに出迎えられました。 そしてお決まりの
「Smoking?」。 もちろん喫煙席をお願いすると、すぐに案内されます。 丁寧だしきびきびしているし、気持ちがいい対応ですね。
店に入ってすぐ左には大皿がいくつか並べられていて、食材が盛られています。 きっと調理方法を言って料理してもらうのでしょう。 席につくとすぐ、お茶とお湯のポット、それに辛そうなつけダレが運ばれてきました。 いっしょに紙袋入りの箸も持ってきたのですが、その女性は箸袋をむんずと掴み、お尻の方をテーブルに突き立てるように、ダンッ!! 紙が破れて出てきた箸を丁寧にセットしてくれました。 この辺、いかにも香港流(笑。 さてオーダーするのですが、この店はチェックシート方式です。 実はこのシステム初めてで、しばらくシートとにらめっこが必要でした。 たぶんシートに書かれていない料理もオーダーできるのでしょうが、残念ながら私たちの語学力では無理。 仕方ないので、一部は別のテーブルを指差しオーダー、残りは想像力と冷静な推理を駆使してオーダーしました。 |
店内はとても綺麗![]() |
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ワンポイントレッスン | さてここで、失敗談を元にワンポイントレッスンです。 右の写真にある青い鉢の正体がよく分からず、たぶん灰皿なのだろうと推理しました。 ところが吸殻を捨てたとたん、間髪を入れずフロア係の女性がすっ飛んできて、持っていってしまったんです。 「ん? すげぇ勢いだな」
後で分かりました。 香港では食べる前に食器や箸を熱湯で洗う習慣があるのですが、この鉢はそのお湯を捨てるためのものだったんです。 隣のテーブルを見ていたら、ポットのお湯でレンゲや小皿を洗っていたので気が付きました(汗 なおポットのお湯を飲んでいる人も見かけたので、洗うだけではなく飲んでもかまわないようです。 |
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皇上皇酒家で
食べたもの |
皇上皇酒家では次のようなものを食べました。
茹でレタス 茹でレタスと炒飯は、正確な名前が分からなくてすみません。 茹でレタスは隣のテーブルを利用して指差し注文、炒飯は英語が分かるフロア係の男性に 「チャーハン」 と言って注文したので、メニューでどうなってるか分かんないんです(汗 しかし、どれも美味しかったな〜。 中でも美味しかったのは、茹でレタスと炒飯です。 炒飯は後から頼んだのですが、頼むとき 「One Dish ?」 と聞かれました。 1皿ならオッケーだろうと 「Yes」 と答えましたが、ほとんど2人前の量です。 もっと少なく頼むときは何と言えばいいんでしょ。 |
ショウユダレ![]() |
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茹でレタス![]() |
蝦仁蒸焼賣![]() |
鮮竹牛肉球![]() |
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これ最高!! 少し入っている唐辛子の辛さと、ほのかな甘味が絶妙なタレでした。 ベースはオイスターソースっぽいんですが、正体は分かりません。 シャキシャキした食感が心地よく、ピーナツ油の味もいいですねぇ。 |
プリプリの蝦がしこたま入ってて美味かった。 飲茶の定番ですね。 ショウユダレで食べます。 最初からテーブルにあった辛いタレで食べても、美味しくいただけました。 |
上品な塩味なのに、肉臭さがまるでなく、さっぱりした味です。 シャクシャクした歯ざわりのものが入っているのですが、クワイかもしれません。 ショウユダレで食べましたが、タレなしでもいける美味しさです。 |
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上海小籠飽![]() |
鮮蝦腐皮巻![]() |
炒飯![]() |
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これも飲茶の定番ですね。 赤酢のほのかな酸味と絶妙にマッチします。 小籠包というと針生姜が付き物ですが、この店にはありませんでした。 中から出てくるスープも、アンも皮も最高の一品!!。 |
蝦その他のアンを湯葉で巻いて揚げた料理です。 シャキシャキしたものが入っていましたが、これもクワイでしょうか。 自信はありませんが、香草が入ってたような気がします。 でも美味しくいただけました。 |
これ、参りました。 美味すぎます。 炒飯が看板メニューであることは事前のリサーチで知っていたのですが、こんなに美味しいとは!! |
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皇上皇酒家は
お勧めのお店 |
炒飯は米が黄色っぽいので、最初見たときはカレー風味なのかな?と思いました。 しかし食べてみるとカレーの味などなく、伝統的な炒飯の味です。 ということは、いわゆる黄金炒飯なのかな。
炒飯は食べきれなかったので、テイクアウトさせてもらいました。 残して帰るなんて、もったいなくて絶対できません!! このお店、スタッフの対応も非常によく、気持ちよく食事することができました。 お勧めのお店です。 なお料金は、全部で $172 (2580円) でした。 チップは受け取りません。 私たちは 12:30 ごろ店を出ましたが、その頃になると続々と客が入ってきます。 香港の昼食時間は 12:30 〜 13:30 と聞いてますが、まさにそのとおりでしたね。 ここでエピソードをひとつ。 私たちが炒飯を食べているとき、隣のテーブルに地元の人たちと思われる男性5人グループが入ってきました。 そして注文するとき、私たちのテーブルの炒飯を指差して注文してたんです。 いつも逆の立場なので、なんか嬉しい。 そして思いました。 「勝った!」 |
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ワンポイントレッスン | テイクアウトした炒飯を置きに、私たちはいったんホテルに帰ることにしました。 その途中で右の写真のようなものを見かけましたが、ご存知でしょうか? 街中でも郊外でもわりと見かけるものです。 | これは何でしょう?![]() |
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屯門にはどうやって
行ったらええんじゃ? |
私たちは
13:17、屯門へ行こうとホテルを出ました。 屯門へ行くには、中環のフェリーターミナルからホバークラフトに乗ればいいはずです。 そこで天星小輪で中環に渡り、地下道を使って中環フェリーターミナルへ向かいました。
実は事前にいろいろ調べたのですが、屯門行きのフェリーがどの埠頭から出るのか分からなかったんです。 でも埠頭まで行けばなんとかなるだろって感じで、とりあえず行ってみたんです。 そして地下道の途中にいた案内サービスの若い女の子に聞いてみました。 ところが、どうにも要領を得ません。 携帯電話を使ってどこかに聞いてくれたりして、一生懸命応対してはくれました。 が、692Xの巴士で行けとかなんとか言ってます。 そんなはずないだろ、フェリーがあんだろ、と食い下がっても答えは同じでした。 そこで教えられたとおり地下から地上へ出てみましたが、巴士は見当たりません。 仕方ないので再び天星小輪で尖沙咀に戻り、フェリーターミナルのインフォメーションに行って情報を得ることにしました。 ラッキーなことに日本語がペラペラの案内係がいていろいろ教えてくれたんですが、そこで判明した衝撃の事実!! なんとホバークラフトは、運行してない!! だいぶ前になくなっちゃったそうです(がっかり。 しかもホバークラフトだけでなく、普通のフェリーもないとのこと。 仕方ないので他に行く方法がないか尋ねたところ、MTR尖沙咀站のすぐ横にある巴士站から、260Xの巴士で行けるとの情報を得ました。 教えられた巴士站に行ってみたところ、確かに屯門行きの巴士です。 うー、なんということ!! 中環へ行ってうろうろし、尖沙咀へ舞い戻り、そしてホテルのすぐ横から巴士に乗ることになろうとは・・・なんも言えん・・・ |
あれ? 地下から こんなとこに出てしまった ![]() |
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屯門への巴士の旅 | 巴士站は見つけましたが、時刻表はありません。 なんか不安です。 でも待つしかないと覚悟を決める間もなく、巴士はやってきました。 14:42
乗車。 屯門へ行こうとホテルを出てから、1時間25分後のことでした(南無
巴士はすいてます。 八達通(オクトパスカード)で料金13ドルを払って期待しながら2階に上がってみると、最前列が空いてる!! ラッキーですね〜、すかさずゲット。 私たちと "苦労" を乗せた巴士は、しばらく彌敦道(ネーザンロード)を北上し、油麻地(ヤウマティ)付近で左折しました。 そして裏道をクネクネと走り、気が付くと高速道路に入ってます。 時刻は 14:55 です。 おや? この道路見たことあるな。 どうやら空港に向かう高速道路のようです。 後から地図で調べてみたら、当たってました。 高速道路は快適ですね〜。 交通量も多くないし、車線は広いし。 でもちょっと全体的に路面が荒れている感じで、細かい揺れは感じました。 巴士は青衣(ツィンイー)まで高速道路を走り、青衣で高速道路を降りて屯門・元朗方面に向かいます。 青衣は島で、対岸の汀九(ティンカウ)へ大きな橋が架かっていました。 なかなか立派な橋です。 汀九からは、海沿いを西に向かって走ります。 左手には空港へ向かう高速道路の橋、青馬大橋(ツィンマーブリッジ)が見えました。 この橋は上層が道路、下層が鉄道になっていて、二層式では世界最長クラスなんですって。 いい天気なので、橋がくっきりはっきり見えます。 なかなか綺麗な景色ですね。 巴士は 15:30 ごろ屯門の市街に入りました。 市街に入るとすぐ、輕便鐵路(LRT)が走っているのが見えます。 あれに乗るにはどこで降りたらいいんだろう・・・ どうしよう、もう降りようか、いや、とりあえず巴士の終点まで行ったほうがいいんじゃないか、などと迷っている私たちを乗せた巴士は、街なかをぐるぐる走ります。 そして 15:40 ごろ屯門巴士ターミナルに着きました。 結局終点まで乗ってしまったようです。 いやぁ、いろいろあったけど、無事屯門に着くことができました。 フェリーがないのが分かったときは諦めようかという空気もありましたが、めげずに目的完遂です(えらいゾ、自分たち |
廣東道を北へ![]() |
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輕便鐵路はどこ? | 苦労の末たどり着いた屯門の街は、一種独特の雰囲気です。 たぶん可愛らしい輕便鐵路があるからではないかと思うのですが、まるでオモチャの街のような感じがしました。
さて巴士の終点、屯門巴士ターミナルで巴士を降りたのはいいのですが、目の前の大通りに出てみても輕便鐵路が見当たりません。 さっきまではそこらじゅうに見えてたのに・・・。 まぁ、あれだけいろんなとこで巴士から見えてたので、何とかなるでしょ。 とりあえず高いところから見てみようということになり、私たちは歩道橋に上ってみました。 すると管理人の管理人が、「あ、電車が通った!」 と言います。 私は見逃したのですが、右の2枚目の写真の遠くのほうを電車が通ったんだそうです。 私たちはその方向に歩いていってみました。 すると、ありました、ありました。 輕便鐵路の站です。 どこの站かは分かりませんが、とりあえずほっとしましたね。 しかし近づいてみると、ほぼ直交する形で站が2つあります。 う〜ん、どっちの站で乗ればいいんだ? さっそくホームに上がってみると、券売機と路線図がありました。 路線図はかなり複雑です。 しばらくにらめっこしましてましたが、結論は 「元朗行きを探せばいいんじゃない?」(笑 |
歩道橋から眺めてみる![]() |
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ワンポイントレッスン | ここで輕便鐵路の乗り方を紹介しましょう。
輕便鐵路には改札がありません。 ワンマン運行なので電車内には車掌さんもいません。 それではどうすればいいのかというと !(・・) 【その1】 券売機で乗車券を買う 【その2】 八達通で支払う 以上2つの方法がありますが、八達通のほうがずっと簡単ですね。 私たちはもちろん八達通で支払いました。 なお改札がないので、そのまま電車に乗れてしまい、降りるときも特にチェックはないようです。 もちろん車内でも検札などありません。 でも無賃乗車が見つかるとけっこうな罰金を取られるという情報もありますので、きちんと料金を払いましょう(大人なんですから |
券売機![]() |
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輕便鐵路に乗る | 偉そうにワンポイントレッスンなどしていますが、実はすんなり乗れたわけではありませんでした(笑
私たちがたどり着いたのは、田景(ティンキン)という站でした。 この站から元朗行きの電車に乗れることは、站に着いたときちょうど元朗行きの電車が出て行ったので確認しています。 その後写真を撮っていたりしていたら、変な(親切な?)おっさんが近づいてきて何か言うんです。 たぶん 「どこ行きたいんだ?」 と聞かれていると思い、ガイドブックで元朗を指差しました。 すると 「あっちのホームへ行きな」 と指差します。 「え? そうなの? このホームから元朗行きの電車が出てくとこ見たんだけどなぁ」 と思いつつも、とりあえず私たちは反対のホームに行ってみました。 そして私は路線図などチェックしていたのですが、はっきり言ってよく分かりません。 仕方ないので、さっき元朗行きの電車が発車していたのを見た元のホームに戻り、元朗行きの電車を待ちました。 ところが兆康(シウホン)行きの電車しか来ないんです。 そこで再び路線図をチェックし、兆康がターミナル的な站で、たぶんその站で元朗行きに乗り換えればいいんだろうという結論に達しました。 次に来た電車に乗って兆康まで行くと、大正解。 そこには元朗行きの電車が待っていました(めでたしっ |
元朗行きだ!! あれに乗ればいいのね ![]() |
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輕便鐵路で元朗へ | 輕便鐵路は、なかなか快適な乗り物です。 綺麗ですしあまり揺れません。 香港の交通機関の中で、エアポートエクスプレスの次に乗り心地がよい乗り物、というのが私たちの評価です。
ただし座席はいただけません。 香港の乗り物にありがちなプラスティックの固いシートです。 これ滑りやすいんですよね。 電車に関しては、ひとつびっくりしたことがあります。 なんとウィンカーが付いてるんですよ。 私はウィンカーが付いてる電車を初めて見ました。 車窓から見える景色は、のどか〜。 郊外なので緑も多く、一言でいえば田舎・・・かな。 でものんびり眺めていると、癒される景色ですね。 香港で連想するのは 「喧騒」 という言葉ですが、輕便鐵路の沿線は、喧騒とかけ離れていました。 途中から下校途中の学生の集団がドヤドヤと乗ってきて、車内はかなりかしましくなりました。 大学受験の参考書など持っている学生もいるので、たぶん高校生なのでしょう。 車内の写真を撮ったら、右端の女学生2人がしっかりカメラ目線でした(笑。 きっと変なおっさんとおばはんがいる、なんて笑われてたのでしょう。 しばらくすると、だんだん周りに家や商店が多くなってきました。 そして電車はいつの間にか、かなり賑やかな通りを走っています。 元朗の街に入ったようです。 私はしっかりと周りを見ていました。 すると電車が川を渡っています。 ここだっ!! 私は管理人の管理人をせかして、電車を降りました。 降りてから見たら、康樂路(ホンラックロード)という站でした。 実ははるばる元朗まで来たのは、佳記甜品というお店に行くためなんです。 事前に元朗の街の地図で研究した結果、私は川を見たら降りるつもりでした。 川の近くに佳記甜品の本店があるはず。 終点の元朗站まで行けば支店があるのは知っていたのですが、せっかくなので本店に行きたかった。 そこで川を見て 「えいやっ」 と電車を降りてしまいました。 15:59 に屯門で乗り、兆康での乗り換えも含めて 28 分の輕便鐵路の旅でした。 |
輕便鐵路の車内 田景から兆康 ![]() すごくきれいです |
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のどかな風景の中を 進む(最後尾の車窓から ![]() |
学校帰りの高校生の 団体が乗ってきた ![]() |
元朗よりも手前の 康樂路で降りる ![]() |
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佳記甜品へ | 站のホームは、賑やかな青山公路(キャッスルピークロード)にあります。 元朗のメインストリートですね。 道の両側には商店が並び、かなりな人通りです。
自信があるフリをしながら電車を降りましたが、実はそんなに自信があるわけではありませんでした。 何しろ日本国内では方向音痴の私ですから。 でも 「こっちに行けば絶対あるから」 と管理人の管理人を先導して進みます。 川を右に見ながら歩いていく途中も、私は気が気ではありませんでした。 ほんとにこっちでいいのかなぁ。 見つからなかったら、何言われるか分かんないなぁ。 あって欲しいなぁ。 いやぁ、祈りは通じるもんですね。 次の太い通りの向こう側にありました。 佳記甜品の看板が!! ほらね、こっちでよかったろとか言いながら、自分でもアンビリーバボー(笑。 初めての街で、勘で電車を降り、正しい道を最短距離で到達!! よくやった、自分っ。 16:38 任務完了 /(OO) |
站のホームから見た 青山公路 ![]() |
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B仔涼粉を食らう | 佳記甜品(カイキーティエンピン)は、B仔涼粉(ビーチャイリャンファン)というデザートで一躍有名になったお店です。 B仔涼粉は、仙草ゼリーの上に新鮮なフルーツをてんこ盛りにし、蜜とコンデンスミルクをたっぷりかけたデザートです。
その昔、B仔というあだ名の警官が、フルーツを大盛りにした涼粉(仙草ゼリー)を食べにかよっていて、あだ名がそのままメニューになったそうです。 店を覗いてみると、平日の昼間なのに満席でした。 しばらく待って店内に入ります。 そして注文したのは、もちろんB仔涼粉。 $53.00 (795円) B仔涼粉 香港にしてはずいぶん高いと思うでしょうが、量を見れば納得の価格だと思います。 横にタバコを置いてみましたので、その大きさが分かるでしょ? とても1人で食べきれる量ではありません。 私たちも1つだけ頼んで、2人で食べました。 食べてみると、フルーツが新鮮でうまいっ!! 仙草ゼリーはもっと苦いのではないかと思ってましたが、そんなことはありません。 蜜とコンデンスミルクのおかげもあるのでしょうが、するっと食べられます。 なお内容は、メロン、パイナップル、スイカ、マンゴー、キウイ、パパイヤ、バナナ、ロンガン、ライチー、それにナタデココと涼粉です。 そのほか、謎の物体が3つ入っていました。 私たちは完食しましたが、食べ終わったときはお腹パンパン。 もうなんも食えんっ。 |
佳記甜品![]() HPはこちら 1方向からだけでは |
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巴士で荃灣へ | 17:12 ごろ店を出た私たちは、青山公路まで戻りました。 輕便鐵路を降りたとき、荃灣行きの巴士があることを確認しておいたのです。
尖沙咀まで行く巴士もあるかもしれませんが、あるかないか分からない巴士を探すより、分かっている巴士で途中まで行くほうが確実です。 ということで荃灣行きの巴士を利用することにしました。 ほどなく巴士が来て、私たちは乗り込みました。 けっこう混んでますがなんとか座席を確保し、出発。 さて最初は窓の外など眺めていたのですが、道が悪いのと運転が荒いのでかなり揺れます。 それなのに私は眠り込んでしまったようです。 後から管理人の管理人に聞いたのですが、私は熟睡していて今にも座席から転げ落ちそうだったそうで(笑。 だから途中の写真はありません。 1時間ほどたったとき、私は管理人の管理人に起こされました。 まだ着かないよ、だいじょうぶ? そんなこと言ったって、荃灣行きって書いてあったからだいじょうぶなんじゃない? などと少々心配になってきたとき、馴染みの光景が目に飛び込んできました。 新の城です。 ほら、着いたじゃん。 17:20 に乗って 18:30 荃灣着です。 70 分もかかってしまいましたが、無事到着しました。 |
荃灣行きの巴士発見![]() |
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MTRで尖沙咀まで帰る | 荃灣まで来ればこっちのもんです。 荃灣線1本で尖沙咀まで帰れますから。
私たちは、もう慣れ親しんだMTRで尖沙咀まで帰りました。 荃灣から尖沙咀までは、約 25 分です。 尖沙咀には 19:04 ごろ着きました。 管理人の管理人の希望でホテル近くの ESPRIT アウトレットに寄り、ついでに PARKnSHOP で食い物と飲み物を仕入れて、ホテルに帰ったのは 19:38 のことでした。 これで山あり谷ありの今日の小旅行は、全行程を終えました。 ちょいと疲れましたが、なかなかよかったんじゃないでしょうか。 |
荃灣站の構内![]() |
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質素な晩飯 | 今日の晩飯は、PARKnSHOP
で買ってきたパン。 それに今朝皇上皇酒家で食べきれずにテイクアウトした炒飯です。 香港に行くと、1回か2回はこんな晩飯になってしまいますね(笑
トマトチーズサンドは、とてもあっさりしていてけっこう美味しくいただけました。 塩気の少ないチーズでさっぱりしているのと、パンが美味いので○。 コンビーフサンドはパニーニなんですが、買ってきてから1時間もほったらかしにしてしまったので、パニーニがべしょべしょになってました。 すぐ食べればもっと美味しかったのでしょう。 皇上皇酒家の炒飯は、さすがですね。 冷めてても美味しい!! 私は 「熱いときだけ美味しいのはまがいもの。 本当に美味しいものは、冷めても美味しい」 と常々思っています。 皇上皇酒家の炒飯は、まさにそれを実証するものでした。 食事しながら、明日の予定を相談しました。 1日まるごと使えるのは明日が最後。 心置きなく過ごさねば。 |
トマトチーズサンド![]() |
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管理人の管理人の
独り言 |
なが〜い一日だった!
九龍から香港島へ、折り返して九龍へ。そして足を伸ばして屯門へと。 日本でこんなに行動力と、忍耐力があったら、きっと違った人生だったかもと帰りの巴士の中でフト思ってしまった。 |