2日目 (2003/09/15)
     

 雨 → 激しい雨 → 雨 → 激しい雨 → 細かい雨 → 雨 → ・・・・・という1日でした。 今日は湾仔(ワンチャイ)で行われているストラト・ファンタジアの最終日だと言うのに・・・。 これじゃたぶん中止ですね (><)。 今日は食事のためにホテルからちょびっと出ただけです。

     
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遅い朝食

ってゆーか昼食

 09:00 頃起きると、外は激しい雨です。 なんじゃこりゃーーーっ。 どこも行けないじゃん (T_T)

 ネットなんぞやりながら、ぼーーっと外を眺めます。 10:30 頃シャワーを浴びて、またぼーーっと外を眺めます。 雨は止みそうにありません。

 でもこのままじっとしていたら、待っているのは餓死です。 そこで 12:40 頃、意を決して外に出ました。 どこか近くで飯を食うつもりです。

 雨が小降りになった隙を見計らって、屋根のついているところを伝って Hankow Road を歩きます。 そこで目に飛び込んできたのが 「源記粉麺」。 この店は一昨年入ったことがあるので、勝手が分かっています。 「とにかくなんか食いてぇ、今日はここでいいや」 と入ることにしました。

 注文したのは

   雲呑魚餃麺 ($29.00 : \435)
   雲呑牛汁麺 ($30.00 : \450)

です。 値段はちょっと自信ないです。 間違ってたらごめんなさい。

 「雲呑魚餃麺」 はエビワンタンと白身魚のワンタンが入った汁麺、「雲呑牛汁麺」 はエビワンタンと牛モツが入った汁麺です。 麺は細く、たぶん幼麺だと思います。

 あいかわらずエビワンタンも麺もまいう〜。 管理人の管理人の白身魚のワンタンも、とても美味しかったそうです。

 私の方の牛モツは、ハチノス、レバー、その他ぐちゃぐちゃいっぱい入っていました。 こちらはレバーを除いてまいう〜。 でかいレバーを食べたとき軽く 「うぇっ」 となりましたが、がんばって食べました (偉いでしょ。

 勘違いがないように言っておきますが、私の方もレバーを除いてはすごく美味しかったです (そこんとこよろしく。

 

2001年にも入った
源記粉麺

Hankow Road
です

雲呑魚餃麺

雲呑牛汁麺

昼食 その2  昼食を済ませて外に出ると、入ったときよりも雨脚が強くなってます。 こりゃ移動するのは無理だな、ということで 「雨宿りのため」 軒伝いに2軒隣の店に入ることにしました。

 管理人の管理人によると、「麺だけじゃ足りない、もっと食べたい。」 と私が言ったそうです。 かすかにそんなことを言ったような記憶もあります (ははは。

 経緯はともかく、とりあえず 「杏花樓」 という食事とデザートの店に落ち着きました。 建前はあくまでも雨宿りですからね、あ ま や ど り。

 で店に入ったらただ座っているわけにもいかないので、注文しました。 私は

   鎮江排骨飯 ($26.00 : \390) 骨付き豚肉ご飯
   冰凍芝麻糊 ($15.00 : \225) ゴマ汁粉

管理人の管理人は

   鮮芒果布匍 ($14.00 : \210) マンゴープリン

です。

 日本で 「排骨」 と言えばカラッと揚げてあるのが普通ですが、「鎮江排骨飯」 の排骨は煮込みでした。 味は甘酸っぱい感じです。 好みから言うとイマイチだったなぁ。 その代わりと言ってはなんですが、ご飯は山盛り。 私としては嬉しいかぎりです(笑

 「冰凍芝麻糊は、TVの旅番組でもよく紹介されているゴマ汁粉です。 ゴマスープと呼ばれることもあります。 これ食べてみたかったんですよ。
 食べてみると!! 見た目はよくないですが、バカうま。 あっさりとした甘さの汁粉で、ゴマの風味がギンギンに利いています。 だからと言ってしつこくなく、飲んだ後もさっぱりしていて、デザートとして最高!!!。 しかもなんとなく体に良さそう (^^)。

 「鮮芒果布匍」 は定番ですね。 これもすごくまいう〜。 やはりさっぱりしていて、マンゴーの甘さと酸味が口いっぱいに広がる逸品でした。

【ワンポイント】

 香港でデザートを頼むと、たいてい 「Hot? Ice?」 と聞かれます。 好みで注文しましょう。

杏花樓
食事とデザートの店

Hankow Road です

鎮江排骨飯

冰凍芝麻糊

鮮芒果布匍

重慶大厦で両替  ダブルの昼食後、今後のために両替しておくことにしました。 情報によると Nathan Road (ネーザンロード)に面している 「重慶大厦」 内にある両替所の率がいいそうです。

 そこで Peking Road を通って雨に煙る Nathan Road に出、通りを渡って 「重慶大厦」 に向かいました。

 重慶大厦」 に入るとすぐ、両側に両替所が並んでいます。 片端からチェックしてみましたが、どうやら今日の両替レートは 0.0662 のようです。 実際の為替レートが 0.0665 なので、かなりいい率ですね。 さっそく両替しました。

【ワンポイント】

 両替所では 「1円を何ドルで買うか」 が表示されています。 たとえば 0.0662 となっていたら、1万円渡すと $662 くれるということになります。

雨に煙る
Nathan Road

工事中で
ごちゃごちゃしてる

重慶大厦
チョンキンマンション

ホテルに帰って昼寝  両替を終えて 「重慶大厦」 を出たのが、15:00 頃です。 残念ながら雨脚は弱まりそうもありません。 今日はダメダメ。 これじゃどこも行けないと、今日の行動はあきらめました。

 ということで、ホテルに帰ってフテ寝しちゃいました。 なんという贅沢!!。 わざわざ飛行機に乗って行った香港で、昼寝ですよ、昼寝。

 その後2人は、外が暗くなるまで起きなかったとさ。

ZZZZZ

海防道熟食中心

閉まってるしぃ

 さてさて、寝て起きれば腹も減ります (おいおい。 ということで、暗くなってからむくむく起きだした私たちは、19:30 頃飯を食べに出かけました。

 残念ながらまだ雨はかなり降っています。 遠出はできません。 そこでホテルからわりと近いところにある、「海防道熟食中心」 に行くことにしました。 ここには私のあこがれの店、「徳發(とんふぁ)」 があるんです!!

 ホテル前の Middle Road を右に進み、2つ目の角を曲がって Ashley Road を歩きます。 途中雨がどうしようもなくなったので 「サークルK」 で傘を2本買いました。 1本 $25.00 のジャンプ傘です。

 今度は Peking Road で左折し、Kowloon Park Drive に出たら右折です。 だんだん高架になっていく Kowloon Park Drive の右側を進んでいくと、「あった!! 海防道熟食中心だ (^-^)」 「あれ? でも電気が消えてるぞ」

 そうなんです、19:50 頃に着いたのですが、すでに店じまいしてました。 こんなに早く閉まっちゃうとは思ってなかった。 残念 (T_T)

ボリューム満点の

夕食

 仕方ないので、Ashley Road や Hankow Road をうろうろして、食べるところを探しました。 どうせだからまだ入ったことがないとこにしようと探していると、わけわからん店を見つけました。 さすがに入る気はしなかったですが(笑。

 そんなこんなで、私たちは 「新源粉麺茶餐廳」 という大きくもなく小さくもない食堂に入りました。 

 中に入ってみるとなかなこぎれいです。 日本語メニューもありますし、鏡になっている壁に貼ってあるメニューにも日本語が添えられています。 どれも美味しそうですねぇ、でも一部内容が分からないものもあります (笑。

   米ラどんの炒め
   えびクンタン麺
   牛バズ肉煮込み

 きっと苦労して書いたんでしょうね。 だからあからさまに笑うこともできずに、下を向いて肩を震わせていました。 いちおう写真に撮ったのですが、見えるでしょうか?

 このお店で注文したものは、定番中の定番といったメニューです。

   炒飯 ($45.00 : \675)
   焼きソバ ($45.00 : \675)
   青菜のオイスターソース ($15.00 : \225)

 ちょっと値段が高い感じがしますが、これは運ばれた料理を見て分かりました。 分量が多いんです。 1.5〜2 人前くらいある感じですね。 これなら値段もまあ納得です。

 さてお味のほうですが、炒飯は普通に美味しいって感じでした。

 変わっていたのは焼きソバです。 玉子が載っているのも変わってましたが、それよりも何よりも麺を食べたときにも玉子の味がするんです。 あんな焼きソバを食べたのは初めてで、その後もめぐり合いませんでした。

 それから焼きソバのソバなんですが、たぶん出前一丁だと思います。 出前一丁は香港で 「公仔麺 (ゴンジャイミン)」 と呼ばれ、汁麺でも焼きソバでも流行っているそうです。 どうやらその流行の麺だったようですね。

 公仔は小僧という意味です。 出前一丁のパッケージにある子供のキャラクタが、親しみをこめて公仔と呼ばれ、公仔麺と呼ばれるようになったそうです。

 もうひとつこの店で変わってるなと思ったのは、一品料理より青菜の方が安いことです。 一般的に言って、一品料理よりも青菜の方が高いんですよ、香港では。 ひょっとしたら一品料理の量が多いせいかもしれませんね。 逆に青菜は少なめでしたし。

 なお青菜は 「介蘭」 という野菜です。 東南アジアでは定番の野菜ですが、日本では見かけませんね。

 さて食べ終えていろいろメモをとっていると、人の気配を感じます。 ふと見ると、店のおやぢが後ろに立って見ていました。 あまり熱心に覗き込むので手帳を渡して見せてあげると、漢字のところだけ拾い読みしてめちゃくちゃウケてます。 特に 「重慶マンション」 のところでは、笑いながらこちらの肩を叩きいろいろ話し掛けてきました。 たぶん 「お前ら、あんなとこに行ったのか。」 とか言ってるんでしょうね (笑。

【ワンポイント】

 「茶餐廳」 は、食べ物とデザートの店、という意味です。

裏道で見つけた食堂

店内はこぎれい

日本語メニュー1

日本語メニュー2

定番の炒飯

これも定番の
焼きソバ

青菜の
オイスターソース

夕食の後は、

当然デザートでしょ

 ボリューム満点の夕食を終え、さて次はデザートです。 まだ食うのかって? ほっといてください。 私たちの香港は・・・いや私の香港は、食べまくりなんですっ。

 デザートの店は、事前に 「るるぶ」 でチェックしておいた店です。 歩いて数分の Canton Road に出て、目的のビル 「新港中心」 を探しました。

 と、ありましたありました。 「ブランドブティックやDFSの並ぶ香港で最もファッショナブルな通り」 なだけあって、とても綺麗でお洒落な建物です。 若者たちであふれています。 場違い〜 (^^;;

 建物に着いてさっそく中に入ってみましたが、目的の店が何階にあるのかは知りません。 そこで見回してみると、B1にホーカーズのようなところが見えます。 とりあえずエスカレータで降りてみると、「あったぁ」。 目的の店 「手造甜品」 発見ですっ。

 ・・・ごめんなさい。 写真はありません。 建物も店も確かに撮ったと思っていたのですが、ないんです (^^;;。

 システムがよく分からないまま注文すると、注文票にマークしていきます。 マークを終えると、それを持って中央のレジに行けと言われました。 レジで支払いをすると、今度は支払済みの印がある注文票を持って、また店に戻ります。 そこで品物を受け取るわけです。 なるほどね、なかなか合理的なシステムになってますね。

 ここで注文したのは

   マンゴーパンケーキ
   クルミとアーモンド茶
   フレッシュキウィジュース
   フレッシュスイカジュース

で、合計 $69.00 (\1,035)です。 一品平均 $17.00 くらいは安いですよね。 さてお味のほうですが・・・

 マンゴーパンケーキ最高!! これマジ美味いっす。 実は香港で食べてみたいスイーツの筆頭がマンゴーパンケーキで、他の店で食べる予定だったのですが、とりあえず見つけたので食べてみたんです。 しかしこんなに美味いとは思いませんでした。

 クルミとアーモンド茶は、まぁまぁって感じでした。 ジュースはどちらも生の果物をふんだんに使っていて、美味しいです。 ただキウィは独特のえぐみがあるので、好みが分かれるかもしれません。

 なお写真にあるように、ジュースには果物が付くんです。 マンゴー、メロン、キウィ、スイカです。 すごく新鮮で美味しかった。

マンゴーパンケーキ

クルミとアーモンド茶

キウィフルーツ
ジュース

スイカジュース


国際FAXに挑戦!  夕食とデザートをたんまり食べて、ホテルには 10:05 頃帰りました。

 ここで新しいことに挑戦です。 管理人の管理人が仕事のことで会社にFAXする必要があり、部屋にあるFAXで送ってみることにしました。

 ところが、あーだこーだやったのですが送信できません。 おかしいなと思って調べてみると、回線がつながった時の音がしてないじゃん!

 さっそくホテルの 「困ったときダイヤル」 に電話し、スタッフに来てもらいました。 やはり故障のようです。 ユニットを交換して無事FAXを送ることができました。

 しかし、すごいですねぇ、便利ですねぇ。 部屋から国際FAXが送れちゃうんですよ。 時代に取り残されないようにしなければ、とあらためて思ったエピソードでした。

 そうだ明日の天気をチェックしておこう、とPCのメニューで天気予報を呼び出します。 5日先までの天気予報が分かるようになってるんです。 その結果・・・・・ (T_T) 何しろ明日の天気は、one or two squally thunderstorms なんですから。

 お願いだから雨やんでくれぇ、と祈りながら 01:00 頃就寝しました。

故障してたユニット

左側の電話機の部分

明日も天気悪そう
(T_T)