4日目 (2007/11/15 mon)
     

 今日はマカオに行きます。 すでに何回か行っているマカオですが、けっこう好きなのでまた今回も行くことにしました。

 マカオと言えばセナド広場、あそこの石畳はいつ見ても綺麗ですね。 さんさんと日が差す昼間もいいですし、ライトアップされた夜も最高です。

 今回のマカオでは初めての経験をしました。 清水の舞台から飛び降りたというか、魔が差したと言うか、あほちゃうかというか(笑。 それがどんなことかは本文のお楽しみにとっておいて、それでは旅行記4日目の始まりです。

   
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朝飯は

昨日ゲットしたパン
 

 起床は2人とも 07:30 でした。 こんなに早く目が覚めてしまうのは年齢のせい?・・・(哀笑

 さっそくネットに接続しようとすると・・・「あれ? またチャージが切れてる」。 接続できないと何かと不便なので、仕方なくまた料金をチャージします。 そんなこんなでLANと格闘していたら、朝食が 08:50 頃になってしまいました。

 朝食は昨日上環の BACKEREI CAFE で買っておいたパンです。 いろいろ買っておいたものをシェアしながら食べました。

・カレーパン
 辛さは控えめでしたが、すごくスパイシー。 パンが少し甘めなんですが、甘くしなくても・・・。

・スモークチキン
 マヨネーズ、チーズ、スモークチキンの相性が抜群ですね。 かなりまいう~でした。

・トマト
 かなりポイント高いです。 パンが空洞になっていて、内壁にはチーズがたっぷり。 断面図を撮影するの忘れました。

・フィッシュフライ
 これ普通です。 普通の白身魚フライでした。 パンはうまいです。

・ソーセージ
 ソーセージがばかうま。 肉の美味さを最高に引き出したソーセージって感じですね。

・カスタードコルネ
 カスタードクリームが入ったコルネに、チョコがけしたものです。 最初は普通の味に感じましたが、食べているうちに何となく中華の香りが・・・。 何がはいっているんでしょ。

・抹茶クリーム
 これもポイント高いですね。 粒アンと生クリームと抹茶の組み合わせは完全に和風テイスト。 こういう和風テイストが香港でも受け入れられてるんですね。 生クリームが軽くていいです。

・アイスコーヒー
 甘さ控えめで美味しいコーヒーでした。 香港のコーヒーは最初から甘みがついていますが、以前は甘すぎて閉口したものです。 茶餐廳のコーヒーもベタ甘ではなってきたみたいですし。

カレーパン

スモークチキン

トマト


フィッシュフライ


ソーセージ


カスタードコルネ


抹茶クリーム

断面

アイスコーヒー



 左の写真は、ホテルの向かいにある高層マンションです。 朝食を食べながら何気なく見ていたのですが、すごく生活観を感じ、思わず撮影しました。

 こういった光景、あぁ香港なんだなぁと実感できません?
上環の

フェリーターミナルへ

向かう

 食事を終えて行動開始したのは 10:30 頃です。 起きてから3時間も経ってますね(笑

 10:38 ホテル近くの站で筲箕灣行き(東行き)のトラムに乗り、MTRの上環付近まで行きます。

 トラムを降りたら海へ向かって行けばフェリーターミナルのですが、その際は維徳廣場(VICWOOD PLAZA)わきの歩道橋が便利です。 歩道橋が空中歩道につながっていて、そのまま歩いていけば自然とフェリーターミナルのビルに入れますから。

 ホテルからフェリーのチケット売り場まで、30分くらいです(ただしトラムの待ち時間は別です。

ホテル近くの站で
トラムに乗る

維徳廣場わきの
歩道橋

歩道橋から見える
WING ON デパート


空中歩道を進めば
フェリーの
チケット売り場が
あるビルへ

フェリーターミナル
フェリーチケットをゲット  フェリーターミナルのビルに入ると、おぉ、見慣れたお店がっ!! 前は無かったよな、たしか。


 前から香港の吉野家には入ってみたかったのですが、昼飯の時間には早すぎるので横目で見ながら通過です。 でもきっと食べに来るぞ、と心に決めながら。

 ちなみに香港の吉野家には、日本にはないサンプルの展示がありました。

 フェリーのチケット売り場に着いたのは、11:05 ごろ。 さっそく 11:45 のチケットをゲットしました。
見慣れたお店がっ


サンプルのディスプレイ
プチ事件  フェリーターミナルでうろうろしてても仕方がないので、私たちはすぐにイミグレーションに向かいました。

 が、なんと!、私は出国カードをホテルに忘れてきちゃったんですね。 イミグレーションで聞いたら、
「少し戻ったところにあるから書いてきなさい」と太ったおばちゃんに言われ、すごすごと戻ります。 こういうところ管理人の管理人はしっかりしてて、ちゃんと持っています。 へぇへぇ私が悪いんです。

 で出国カードを書いてターミナルに向かってしばらく歩いたところで気が付きました。 チケットがないっ!! きっと出国カード書いたテーブルんとこに忘れたんだ(汗汗。

 あわててテーブルのところに戻ったのですが、見当たらないっ(滝汗。 ふと見ると警備の制服の女性がいます。 聞いてみよう。

 
「あのぉ、ここにチケットありませんでした?」

 
「これ?」

 
「わー、ありがとうございますぅ」

 そゆことで、無事チケットは手元に戻ってきました。 マンモスよかった。

 乗船したのは 11:27 です。 船内はわりと混んでますね。 マカオは人気なのでしょうか。

 座席には簡易テーブルがついています。 さっそく使ってみようと倒してみたところ・・なんだこれ? 前の客が悪いのか、スタッフが悪いのか、なんだかなぁ。 片付けとけっての。
ターミナルへ向かう
歩道橋
(海を渡ります)

こいつでマカオへ


船内混んでます

巴士乗り場どこ?

 マカオに着いたのは、12:35 です。 約 55 分の船旅でした。

 さてマカオと言えばセナド広場。 マカオに行くたびに行っていますが、今回ももちろん行っちゃいます。 フェリーターミナルからセナド広場までは3系統の巴士が便利で、新馬路という巴士站で降りればすぐそばです。 巴士は一律 2.5 パタカ、安いですね。

 参考 : 1パタカ≒1香港ドル≒15円

 さっそくフェリーターミナルのすぐ前にある巴士ターミナルに行きました。 が、巴士がいない!! 3系統だけじゃなく、路線巴士がな~んもいない。 いるのはホテルの送迎巴士だけです。

 ものすごい数の人でごった返す地下道を通ってフェリーターミナルの向かい側に行ってみましたが、やはり路線巴士はいません。

 状況が分かんないので近くにいた警官に聞いたところ、
「あっちだ」と指差して教えてくれました。

 なぁんだ、巴士乗り場が移動しただけなのね。 乗り場の移動は香港でもよくあることなので、そんなに驚きもせず指差された方向に向かって歩きはじめました。

 そういえば地下道を通っているときにレースカーが見えたし、時折甲高いエンジン音が聞こえています。 どうやらレース開催のため、巴士站が移動しているようですね。

 さて歩き始めてはみたものの、巴士なんか全然見当たりません。 海沿いの遊歩道みたいなところを通り、歩道橋を何度も渡り、ずいぶん歩きました。 ミニ巴士はいましたが、3系統ではありません。 それに3系統は大型巴士のはずです。

 途中また警官がいたので聞いてみると、いろいろ説明してくれて(話の内容はほとんど分かりませんでした)
「あっちだ」とさらに先を指差します。

 そんなこんなでずいぶんうろうろしていしまいましたが、ようやく巴士乗り場を発見! こんなに離れてちゃ、分からなくて当然ですっ。 案内板を出すとか、もっと分かりやすくしとけっての。

乗ってきたフェリー

遠くに見えるのは
友誼大橋


フェリーターミナルの
内部


この巴士じゃない


これでもない


お、巴士が見える!


3系統めっけ

ほっとしました
セナド広場散策  やっと見つけた巴士が動き始めたのが 13:42、新馬路の巴士站に着いたのは 13:54。 乗っちゃえばあっという間でしたね。

 ところで巴士に乗るとき、料金を払えと言われなくてなんとなく乗っちゃったんですけど良かったんでしょうか(謎

 新馬路で巴士を降りたら、進行方向と逆に少し歩けばそこがセナド広場。 あの石畳を見ると、あぁセナドに来たんだと実感されます。

 セナド広場はかなり賑わっていました。 観光客、地元民、お店の関係者などでかなりの人出です。 そんな中をゆっくり歩きながら、景観を楽しみました。

 しかしいつ見ても綺麗な広場ですね、セナド広場は。 独特の石畳と周囲の淡い色の建物が一体となって、ポルトガル情緒たっぷりです。

 広場の周りには、義順牛奶公司、マクドナルド、ボッシーニ、ジョルダーノなどいろいろなお店がありますが、みんな広場に溶け込んでいる感じですね。

 広場の端っこには、屋台が出ています。 以前来たときにも見かけました。 けっこう売れているようですが、何を売っているのでしょうね。 食べてみたい気もするのですが、もうすぐ飯なのでここはがまん。
セナド広場

また来ちゃった

広場の左側

広場の右側

聖ドミニコ教会を見学  広場を奥に進んでいくと左側に見えるのが、聖ドミニコ教会です。 優しいクリーム色の外壁が美しい。

 いつもこの教会は横目で見ながら通り過ぎるのですが、あれ? 入り口が開いていて人が出入りしているぞ。 守衛に尋ねると入っていいとのこと。

 さっそく中に入ってみると、これは綺麗!! 壁も天井も柱もみんな真っ白。 とてもいい感じです。 祀られているのは聖母マリアのようですね。

 ちらほらと人がいますが、誰もしゃべってないのでとても静かです。 しばらく雰囲気に浸ってから、私たちは教会を後にしました。
聖ドミニコ教会


教会の内部

初めて入りました
澳門珈琲を探しに  教会を出て時計を見ると、もう 14:20。 オナカスイタ。 そこで事前チェックしておいた澳門珈琲(オウムンカフェ)を探しにいくことにしました。 聖ドミンゴ教会から少し広場に戻った東側の横丁、板樟堂街にあるはずです。

 楽勝気分で行ってみると・・・あれ? ないじゃん。 無くなっちゃってました(残念。

 あ~あ、”ポルトガルソーセージ入りパン”も”タラのコロッケ”もパー。 食べてみたかったにゃ。
(-ω-)

 仕方ないので昼飯はカフェ・エ・ナタに変更することにしたのはいいのですが、ひとつ問題が。

 今カフェ・エ・ナタまで戻ると動きにすごく無駄が出てしまいます。 その結果下した結論は、空腹をかかえながら観光続行!!
澳門珈琲が
あるはずの板樟堂街

だと思うのですが・・・

こんな店も
あったけど

寿司屋な
気分じゃない
土産&小物屋探し  向かったのはセントポール大聖堂です。 その道すがら、ガイドブックに載っていた小物屋を探してみました。 榮馨祥香莊というお店です。

 
「ユニークなマカオ土産が見つかる」という解説があったお店なので、期待しつつ歩いていると・・・あれかな・・・。 カイトをいっぱいぶら下げているお店を発見。 「玩具も売っているので雑然としているが、よく探せば他ではあまり見かけないマカオ土産がある」って解説なので、この店のような気がします。 でもお店の名前がないので、よく分かんないなぁ。

 とりあえず帰りに寄ってみることにして、素通りです。 それにひょっとしたらあの店じゃないかもしれませんし。

 さらに歩いていくと、何軒も見かけたのがジャーキー屋さん。 ジャーキーはマカオの名物で有名ですね。

 ジャーキーはお土産に買う予定ですが、行きに買うと重いのでここも素通り。 あとで買うから待っててね~。

 そんなこんなでごちゃごちゃした通りをのんびり歩いていくと・・・おぉ、セントポール大聖堂が見えてきた!! 2001 年にも来たことがあるのですが、そのときは的士を待たせてあわただしく見ただけなので、今回はゆっくり見るつもりです。
ここが榮馨祥香莊?

う~ん、そうなの?

たくさんある
ジャーキー屋さん


ここ流行ってました

セントポール大聖堂  狭い通りを抜けるとパッと視界が開け、大聖堂が見えてきました。 このパッと視界が開けた場所はちょっとした広場になっていますが、ここはイエズス会記念広場と言って世界遺産です。 ま、見た目はふつーの広場です。 でも世界遺産なんですよ、これが。

 イエズス会広場の先にはゆったりした長い階段があり、上がりきったところにそびえているのがセントポール大聖堂。 これも世界遺産ですね。

 さっき通ってきたセナド広場、初めて入った聖ドミニコ教会、教会の前の聖ドミニコ広場、セナド広場と道路を挟んだ向かいの民政総署、これらがすべて世界遺産なんですから、マカオは世界遺産だらけ。 なんだかすごいです。 こんなに世界遺産がかたまってるとこって、世界的にも珍しいんじゃないでしょうか。

 私たちは写真を撮りながらゆっくり階段をあがり、大聖堂に近づいていきました。 近くまで行って見上げてみると、ほんとにすごい。 これは一見の価値があります。 皆さんもマカオに行ったら、ぜひ見に行ってみてください。

 大聖堂の裏側にある階段を上ると展望通路に上ることができ、大聖堂の窓からマカオを見渡せます。

 この通路が金属製のスノコなんですよ。 高所恐怖症の人はヤバいかも。 ちなみに管理人の管理人は、ちょいビビりモードでした(笑

 展望通路からの眺望は、なかなかのものです。 マカオの街並みがかなり遠くまで見渡せ、天気がよかったので眺望を楽しむことができました。 来てよかった。

 マカオの街並みを突き破るように見えているのは、あの有名なリスボアホテルの新館、グランドリスボアです。 マカオタワーの次に高い建物だそうです。

 2007/02 にオープンしたとのことですが、2007/11 でもまだ建設中。 全部完成しないうちに完成した部分だけオープンしちゃうところが・・・マカオ的?(笑

 しかしあの形、ありえないっ!!
セントポール
大聖堂が
見えてきた


威風堂々


近くまで行って
見上げると・・・
ほんとにすごいっ



大聖堂の裏側

展望通路に上れます

展望通路


ジャーキーゲット  しばらくマカオの街並みを眺めた私たちは、大聖堂を後にし、昼食に向かいました。 カフェ・エ・ナタです。

 途中さっき前を通った店で、お土産のビーフジャーキーをゲット。 鉅記手信というお店です。

 このお店、後で写真を見て気がつたのですが、5年連続売上1位なんですと。 周りと比べて大きなお店だなぁと思いましたが、そういうお店だったのですね。
ゲットしたジャーキー

鉅記手信

カフェ・エ・ナタで

遅い昼食
 ジャーキーの袋をぶら下げた私たちは、セナド広場に戻った後、歩いてカフェ・エ・ナタに向かいました。

 広場のすぐ前の新馬路を左に向かって行き、太い道(南灣大馬路)を渡ります。 南灣大馬路を渡ったら最初の横道(羅保博士街)を左折、そして最初の路地を右折すれば、ちょっと先の左前角がカフェ・エ・ナタです。 セナド広場からの所要時間は 10 分ほどでしょうか。

 カフェ・エ・ナタに着いたとき時計を見ると、おぉ、もう 15:50 ではないですか。 う~む、こんな時間じゃ昼食とは言えませんね(笑

 そんな半端な時間にもかかわらず、客の入りは8割ほどで、席が空くとすぐに次の客が座るほど繁盛しています。 こんな時間でもけっこう混んでるんだ・・・

 ふと見上げると、霧吹き付き巨大扇風機は健在でした。 9月に来たときには大いに活躍していた扇風機ですが、11月には稼動していないようですね。 それくらい過ごしやすいのが11月の澳門です。

 ほどなく席が空いたのでさっそくゲットし、店の奥のカウンターに注文しに行きました。 パンと具を別々に選んで組み合わせてもらいます。

 今回注文したのは

 ピタパン+ロースとビーフ&レタス+キュウリ
 ライ麦パン+タマゴ&レタス
 ライ麦パン+ハム&トマト
 エッグタルト(2)
 アイスコーヒー(2)

です。 エッグタルトははずせません。 カフェ・エ・ナタを有名にした名物メニューですもん。

 お値段は、サンドイッチ各 16 パタカ、エッグタルト 6 パタカ、アイスコーヒー 13 パタカで、総額 86 パタカでした。

 さっそく食べてみると、やっぱりうまい。 おなかがチョー減っていることを別にしても、かなりうまいです。 ただロースとビーフとハムはちょっとパサついた感じで、マヨネーズを加えるともっと美味かったかもしれません。

 イチバン美味かったのはタマゴ。 新鮮なレタスとの組み合わせはお勧めです。

 エッグタルトは、今さら語る必要もありませんね。 すごくうまいです。 外サクサク、中トロ~リで文句なし。

 アイスコーヒーは・・・普通かな(笑。 甘さが控えめで飲みやすい感じでした。
カフェ・エ・ナタ

ローストビーフの
ピタパンサンド

タマゴ+レタス

ハム+トマト


名物エッグタルト


アイスコーヒー

そろそろ香港に帰ろう  さて、遅い昼飯かおやつか早い晩飯かわからない「昼食」をとった私たちは、そろそろ香港に帰ろうということになりました。

 時刻は 16:15。 まだ遅い時間じゃありません。 それなのになぜか「ヘリで帰る」という方向に話が進んでしまったのです。 ナンデダロ?

 管理人の管理人に言わせると、「管理人が提案した」なのですが、うん、そんなことだったような気もしますね。 でもたとえそうだったとしても、管理人の管理人は特に反対しませんでした。 ようするに2人そろって「魔が差した」のでしょう(笑

 そういうことで私たちは、的士をひろってフェリーターミナルに向かいました。

 このとき乗った的士の運転手は女性(おばちゃんと呼んでも差し支えないくらいの)だったのですが、この運転手やたらと悪態をつきまくるんですよ。 たしかに道路は渋滞してましたが、すげぇ勢いで悪態ついてました。 何もそこまで怒らんでも・・・
ヘリのチケットをゲット  ターミナルに着いたのは 16:37、さっそくヘリのチケットを買いに行きました。 HELI EXPRESS(空中快線)のカウンターに行き、料金を見てみると・・・

 え? に、に、に、にせんどる!? 高っ。 $2,000 といえば、中クラスのホテルの宿泊料金に匹敵する金額ですね。 ここで正直ちょっと怯みました。 でも気持ちを奮い立たせてチケットを購入。 2人で $4,000、う~む、いいのかなぁ、こんな散財して。

 とにかくチケットは購入してしまいました。 もう後には退けません。

 私たちはイミグレに向かいましたが、ヘリの客はフェリーとは別のイミグレを通るんですね。 しかもお姉さんのエスコート付き。 VIPの香りがしてきます。

 イミグレの後は、ヘリ専用のラウンジに案内されました。 ふかふかの絨毯が敷き詰められ、無料のドリンクも用意されています。 私たちは食べませんでしたが、軽食などもあるようですね。 ますますVIPの香り。

 いま 17:00、ヘリは 17:30 なので、ここで 30 分ほど待ちます。 私はヘリは初めてなのでわくわくしてきました。 管理人の管理人も初めてで、ちょっと怖いということでプチブルーになってます。 でももちろんわくわくしてることに変わりありません。

 私たちはコーヒーをもらい、フライトを待ちました。 テーブルに置かれた耳栓が、あんたたちはこれからヘリに乗るんだよ、と話しかけてくるような気がします。
ヘリのチケット売り場

ピンボケですみません

高~いチケット

1人 にせんどる

ヘリ専用ラウンジ


フリーの飲み物

ヘリに乗り込む!!

 しばらくすると、係員のおねえさんが呼びに来ました。

 
「フライトの時間なのでこちらへどうぞ」
 「うむ、ごくろう」

 時計を見ると 17:30。 いよいよフライトですね。

 案内されるままに部屋を出て、長~いエスカレータに乗ります。 エスカレータを降りるとそこは屋上。 すでにヘリが待機していました。 ローターが回っていて、近づくと強い風が吹いてきます。

 その風に逆らって前に進み、私たちはヘリの中に。 ちょっと緊張するなぁ。 ちゃんと香港に着くかなぁ。

 ヘリに乗り込むとシートベルトを着用するよう指示され、そしてドアが閉められました。 いよいよ離陸です。

待機している
ヘリコプター


ヘリの中

振動でぶれてます
香港へのフライト

 ローターの回転が速くなり、一段と音が大きくなります。 さぁいつ飛ぶんだろうと思ってたら、あれ?、いつの間にか浮いてるし。 すごくスムーズな離陸。 パイロット君、なかなかお上手。 離陸は 17:35 でした。

 浮いたと思ったら、見る見る地面が遠くなっていきます。 おぉ、香港行きのフェリーが見える。 今の高度はどのくらいなのでしょう。 おぉ、橋が見える。 ずいぶん遠くなったなぁ。 もう高度数100mなんでしょうね。

 ちょっとすると巡航高度に達したらしく、ヘリは水平飛行に入りました。 こうなっちゃうと、普通に飛行機ですね。 ただし音と振動はすごいですが。

 眼下に海を見下ろしながらヘリは香港に向けて驀進します。 落ち着いてからヘリの中をよく見てみると、どうや12人乗りらしいです。 乗客は10人、空席が2つ。

 途中香港行きのフェリーを追い越したりしながら、ヘリは10分ほど水平飛行しました。 もう香港が見えてきています。 さすがにヘリは早いですね。

 そして 17:55、上環のヘリポートに無事ランディング。 たった 20 分で着いてしまいました。 フェリーなら1時間弱かかるので、さすがヘリって感じです。

 ・・・でもちょっと思いました。 さんまんえんかけて乗るものなのだろうか、と。

 ま、一生に一度くらいは経験してもいいかな(笑

 私たちは 18:05 ごろイミグレーションを通過して外に出ましたが、ふと見上げるとビルの壁にサンタさん (^^)。 もうそういう季節なんですねぇ。 いつかクリスマスシーズンの香港も体験してみたいものです。

 サンタさんに見送られながら、私たちはトラムでホテルに戻りました。

浮いてる!!


香港行きの
フェリーが
あんな下に


もうずいぶん
上がってますね


香港が見えてきた


ビルの壁には
サンタさん

ホテルで紹介されたマッサージへ  ホテルには 18:35 ごろ帰ったのですが、そこでしば~らくウダウダしてました。 16 時ごろカフェエナタで食べてるので、晩飯に行こうという気も起こらず、部屋でぼけーって感じです。

 そのぼけーっの間には、どうしてあんな高いもんに乗っちゃったんだろ、なんて反省会らしきものもあったかも(笑

 そのうちマッサージを呼ぼうということになりフロントに聞きにいったのですが、部屋に呼ぶことはできないとのこと。 でも近くのマッサージ屋を紹介することはできると言うので、さっそく紹介してもらいました。 新足林というお店です。

 マッサージ屋はトラム道を渡った裏道にあり、ホテルから5分のところです。 店の場所はすぐわかり、入ってみると話が通じていてさっそくコースの選択です。

 ちょっと相談の結果、足ツボ+背中と腰コースにしました。 $148/1人です。

 お決まりの漢方薬入り足湯のあと、足ツボマッサージをしてもらいます。 以前はけっこう痛く感じた足ツボマッサージですが、このときはほとんど痛くなかったですね。 痛いところが悪いところということなので、そんなに健康になっちゃったのかな。

 足ツボの後は、それぞれ個室に案内されて背中と腰のマッサージです。 部屋はものすごく暗く、怪しげな雰囲気。 と言っても決して怪しいマッサージではなく、ちゃんとした普通のマッサージですから(念のため
この横丁にある


足ツボマッサージ
新足林
遅い夕食  マッサージは1時間ほどで終了。 店を出た私たちは、遅い夕食に向かいました。

 向かったのは、またまた腸粉皇です。 安いし、美味しいし、24時間営業だし、ホテルのすぐそばだし、何かと便利なお店ですね。

 このとき食べたのは

   皮蛋痩肉粥
   鼓汁排骨
   鮮蝦燒売
   油菜(生菜)
   鮮蝦腸粉

です。

 皮蛋痩肉粥はピータン入りのお粥。 これピータン好きにはたまりません。 ダシの効いた粥とピータンの相性は抜群だと思います。

 鼓汁排骨は、これまでスペアリブの煮込みという名前で紹介していた料理です。 見た目はよくないのですが、これすごく美味しいですよ。 もし見かけたらぜひ食べてみてください。

 鮮蝦燒売は説明するまでもありませんね。 エビ燒売です。 これ頼んどきゃ間違いないって感じかもしれません(笑

 油菜(生菜)は何度も紹介している料理なのですが、大好きなのでどこ行っても頼んでしまいます。 ちなみに一般的な油菜(やぉつぁい)には介蘭とレタスがあり、単に油菜と注文するとどちらが出てくるか分かりません。 割合から言うと介蘭の方が多い感じです。 もし店に両方の種類があったら、次のように注文すると良いでしょう。

   レタス → 生菜
   介蘭 → 菜心

 たぶんこれで合っていると思うのですが、間違ってたらごめんなさい。

 鮮蝦腸粉は米の粉を板のようにした腸粉にエビを入れた料理です。 つるんとした食感がとても美味しいです。 写真は蒸したものですが、炒めても美味しいですね。

 おなかいっぱいになった私たちは 00:00 ころ店を出て、セブンイレブンに寄ってホテルに帰りました。
皮蛋痩肉粥


鼓汁排骨


鮮蝦燒売


油菜(生菜)


鮮蝦腸粉
管理人の管理人の

独り言

 良く歩いた! マカオラリー開催のときには行くもんじゃない。 臨時バス停は日本じゃ考えられないくらいに遠くに移されている。 マカオの人たちは旅人に親切で道を教えてくれるけど、距離感に異国を感じた一日でした。 くたびれた!


本日の万歩計  10107