2日目 (2008/11/14 fri) 前半
     

 旅行2日目です。 今日のメインは九龍城(Kowloon City)の街歩き。 魔窟と呼ばれていた九龍城砦が 1993 年に取り壊されてからは、ごく普通の街に生まれ変わったそうです。 現在は食通の集まる街として有名で、中華料理だけでなくエスニック料理の名店も多いとのこと。 そんなに遠くない所だし、のんびり街歩きするのにいいかもしれません。

 昼飯は 「香港 女子的 裏グルメ」 に載っていたお店です。 どのお店なのかは本文のお楽しみにしておきましょう。

 晩飯は数年前から香港で流行っているあるお店を試してみることにしました。 「香港 女子的 裏グルメ」 に載っていた店ではありません。 ほんと、気になってたんですよね。

     
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おめざにエッグタルト  香港の朝は遅い・・・私たちだけ(笑。 起きたのは2人とも 08:40 ごろでした。 窓から見下ろすと、すでに街はばりばり活動してましたね。

 そんな街を見下ろしながら、おめざにしましょう。 夕べ買ってきたエッグタルトです。

 泰昌餅家のエッグタルトは、タルトの部分がとてももろい感じでした。 手で持っただけで端っこがポロポロ崩れる感じです。 カフェ・エ・ナタ(マカオ)のものはサクサクとパイ生地のようでした。 どちらかというとカフェ・エ・ナタのほうが美味しいですね。

 エッグプリンの部分はなかなか美味しいです。 口に入れると卵の香りがホワッ広がりました。 いい感じですね。

 エッグタルトはとてもポピュラーで、そこここで売っていますし、飲茶のお店でも置いてあることが多いです。 見かけたら食べてみてください。 安くて美味しいお勧めスイーツです。
夕べ買ってきた
エッグタルト


なかなかまいう~
ホテルを出る  おめざを食べたあと、作戦会議に入りました。 ああでもないこうでもないとしばらく会議は続き、決まったのは九龍城の街歩きです。 どちらかというと管理人の管理人の希望が強く働きました。

 目的地が決まったら、まずは両替しなくちゃ。 こういうとき私たちが行くのは尖沙咀の重慶大厦です。 交通の便がいい尖沙咀にあり、両替率がいいと評判です。

 10:38 ごろ部屋を出てロビーに下りました。 昼間のロビーは初めて見るわけですが・・・ほぉ、天井が高いし広々としてますね~。 かなり人も多いです。

 ロビーからブティックに行く途中には、パン屋さんもありました。 パンだけでなくケーキも置いてあります。 んまそ~。

 このパン屋さん、滞在中に一度買ってみようと話してたのですが、結局何も買いませんでした。 ちょっと心残りです。
ロビーはいい感じ

左側にフロントがあります

道路側を見たところ
ホテルの近くで見た

面白い日本語
 ホテルの前はトラム道の怡和街(Yee Wo St.)で、丸い歩道橋がかかっています。 この歩道橋はホテルの2Fに直結しているので、通りを渡るときにはこの歩道橋が便利ですね。

 さて私たちは尖沙咀へ向かうべく地下鉄の銅鑼灣站に向かったのですが、その途中で謎の日本語を発見。

 1枚目は簡単に分かりますね。

   へり → 入り
   炒あ → 炒め

このパターンは香港だけでなく、アジア全般で見かける変な日本語の定番と言ってもいいでしょう(笑

 2枚目は最後の1行に心惹かれました。

   健康に良いはず

 いいですねぇ、自信なさそうなところが最高!!

 問題は3枚目です。

   おしルくなフユ

これ、どうしても分かりません。 漢方薬の名前か謳い文句なのでしょうが、元の日本語はいったいなんなんでしょう。

 ひょっとしてひょっとすると、正解はないのかもしれません。 香港は今日本製品のブームで、とりあえず何でもいいから日本語を並べておけば商品が売れるという話を聞きました。 もしそのパターンなら正解そのものがないのですから、考えても無駄。 真相はどうなんでしょうね(謎のまま
面白い日本語1


面白い日本語2


面白い日本語3
地下鉄で尖沙咀へ  話が横道に逸れてしまいました。 戻しましょう。

 私たちは怡和街を渡って左へと進み、崇光(そごう)の手前を鋭角に右に曲がって記利佐治街(Great George St.)に入りました。 その過度のところに両替屋があったので両替率をチェックしてみると・・・0.0778。 なるほど $1≒ \12.85 ですね。 街中の両替屋にしては悪くない。

 この数字をメモして、私たちはE出口から銅鑼灣站に入りました。 上環行きで金鐘(Admiralty)まで行き、荃灣行きに乗り換えれば1站で尖沙咀です。

 尖沙咀の站を出ると、そこはいつもと変わらぬ彌敦道(Nathan Rd.)。 最初の頃はこの近辺に泊まることが多かったので、尖沙咀に来るととても懐かしい感じがします。 裏通りを探検したっけなぁ(遠い目
ホテルの
すぐそばにある崇光


尖沙咀站
重慶大厦で両替  目指す重慶大厦は尖沙咀站のすぐ前です。 さっそく行って率をチェックしたところ 0.0793。 やはりホテル近くの両替屋よりも少し率がいいです。

 1万円を両替した場合、さっき見た両替屋よりも $15 お得ですね。 やっぱり重慶大厦だ。 でもほんとはもっと期待してたんですけど・・・
重慶大厦
桂記雲呑麺へ  両替を終えて時計を見ると 11:35、いい具合にお腹が空いてきています。 昼飯にしましょう。

 お店は事前に決めていました。 香港 女子的 裏グルメに載っていた桂記雲呑麺です。

 私たちは彌敦道から加拿芬道(Carnarvon Rd.)に入り、ちんたら歩いていきました。 と、ふと目に付いたのがウェストポーチです。 以前からひとつ欲しかったので値段をチェックすると $120。 ちょっと高いなぁ。

 
「$80 になんない?」
 「まかんないね」
 「じゃ、いらないや。ばいばい」

 私たちは店を出て歩き始めました。 と数メートル進んだところで店のおやじの声が。

 
「$100 にしとくよ~」

ということで $100 にまけてもらったウェストポーチをゲット。 粘ればもっと安くなったかもしれませんが、ま、いいです。

 ちなみに値段交渉は電卓で行いました。 まるで広東語で値段交渉しているようにちょっと脚色してしまいました(ははは。

ヾ( ̄o ̄;) 脚色しすぎじゃろ。
ちょい気になる


奥に見えるのが
店のおやじ
 加拿芬道を歩いていくと右角にスイーツのチェーン店、許留山が見えてきました。 そのT字路を右に曲がれば厚福街(Hau Fook St.)、厚福街に入ったら左側を見ながらちょっと進めば目指す桂記雲呑麺です。 あったあった。

 桂記雲呑麺は、香港の街を歩いていればどこにでもありそうな地味なお店でした。 香港 女子的 裏グルメに載っていなかったら通り過ぎてしまうでしょうね。

 時刻は 11:50、あと少しするとすごく混んでくるでしょうが、ランチタイム前だったのですぐ座れました。

 香港 女子的 裏グルメによると、蝦がびっちり詰まった雲呑が美味しいので有名なんだそうです。 ということで次のものをオーダーしました。

   雲呑河粉 2つ
   鮮牛肉麺 1つ
   油菜(菜心)

 私の場合、香港で一般的な小さめの丼1杯では足りないので、当然もう一品追加です(笑。 あと欠かせないのが油菜。 油菜ってたいていの店にあって、便利な副菜です。

 ほどなく運ばれてきた雲呑河粉は・・・おぉ、雲呑ほんとにすげぇ!! でかい!! 蝦ぎっしり!! 一口かじってみると、ぷりっぷりの蝦が最高にまいう~。

 今回は麺ではなく河粉にしましたが、河粉もいいですね。 しこしこの歯ごたえ、つるつるの喉ごしがたまりません。

 スープは薄味でした。 そのままでもけっこう美味しいですが、こんなときには備え付けの調味料を使って好みの味に調整してもいいですね。 写真の左から順に、ラー油、酢、胡椒、つまようじ、醤油です。 私たちは醤油とラー油を加えてみました。 おぉ、うめぇ。 ピリ辛がたまりません。

 鮮牛肉麺もうまかったなぁ。 新鮮な牛肉がたっぷり入っていて、ボリュームもばっちり。 こちらは麺でオーダーしましたが、麺もいいです。 やはりスープの味は薄めだったので、醤油とラー油で調整しました。

 油菜は介蘭です。 かかっているのはオイスターソース。 店によっては白い腐乳のソースがかかっていることもありますが、オイスターソースのほうがいいです。 茹で加減もばっちりで、とても美味しくいただきました。

 私たちは大満足で店を後にしました。 香港 女子的 裏グルメの情報、あなどれないなぁ。
桂記雲呑麺


雲呑河粉


鮮牛肉麺


油菜(菜心)


調味料たち

お茶の缶は楊枝です
巴士で九龍城へ  次の目的地は九龍城です。 私たちは巴士で行くことにし、尖沙咀の少し北にある九龍公園前の巴士站に向かいました。 ガイドブックによると、9番の巴士で行けるようです。

 九龍公園の巴士站にはとてもたくさんの巴士站があり、私たちは端からチェックしていきました。 すると巴士站はほどなく見つかり、待っていると巴士もわりとすぐ来ました。

 ダブルデッカー巴士の2階に上がり、いちばん前の席をゲット。 この2階のいちばん前の席、私たちはよく使うのですが地元の人には人気がないらしいです。 香港では交通事故が多く、最も危険な席だって。 でも写真撮影しやすいし、景色で降りるところをチェックしやすいし、私たちはこれからも使い続けると思います。

 巴士は彌敦道をしばらく北へ走り、旺角(Mong Kok)の手前あたりで何度か右左折を繰り返し、亜皆老街(Argyle St.)に入りました。 あとは真っ直ぐ行けば左側に九龍城が見えてくるはずです。 左から太子道西(Prince Edward Rd. West)、右から馬頭湧道(Ma Tau Chung Rd.)が合流してくるあたりですね。 この合流点あたりを目安に巴士を降りることにしました。
彌敦道


亜皆老街
九龍城の街歩き1

打鼓嶺道

九龍城の地図
 巴士に乗ったのが 12:35、降りたのが 13:02 なので 30 分弱の巴士の旅でした。 降りたのは九龍城地区の東側、打鼓嶺道(Tak Ku Ling Rd.)の南端です。

 さて九龍城には着いたものの、着いてからどうするかは何も決めていません。 ガイドブックの地図を見ながらしばし作戦会議、ついでに一服です。 その結果、それほど広い地区でもないので片っ端から見て歩こうということに決定。

 九龍城地区の地図を見ると、東西に走っている太子道西と賈炳達道(Carpenter Rd.)の間を南北に細い通りが何本もある構造でした。 この南北の道路を西に向かってジグザグに歩けば、街歩きにちょうどいい。

 現在いるのは九龍城の東端あたりの打鼓嶺道なので、とりあえず北に向かって賈炳達道(Carpenter Rd.)まで行きますか。 私たちは歩き始めました。

 1Fがお店で、2Fから上がマンションになっている建物が多いですね。 真昼間のせいか、人通りはちょぼちょぼって感じです。

 ちょっと歩くと、お店がありました。 中西名酒 海味食品となっていますから、酒と海産物の干物のお店・・・ですよね。 確かに前の方には貝柱や干し蝦、奥には酒瓶が並んでいます。 うん、正しい。 でも羅漢果って海産物だっけ? それに左上にぶら下がってる掛け時計、値札が付いてんじゃん。 時計も売ってるんだ(笑

 2枚目の写真のお店、これはすごい。 何でも売ってますから。 水、ジュース、清涼飲料水、酒、干物、お菓子、インスタント食品、キャンディー、それにチマキ。 いいですね~、万屋のノリですね~。

 こういうお店、日本では最近見かけなくなりました。 管理人がガキの頃は、普通にあったんですけどね。
正面が打鼓嶺道


お店1


お店2


打鼓嶺道

2Fから上は
伝統的な香港の
マンション
九龍城の街歩き2

城南道

九龍城の地図
 しばらく歩くとT字路になりました。 ここが打鼓嶺道と賈炳達道の交差点です。 正面にはグランドのようなものが見え、その向こうには木々が見えます。

 私たちは西に折れて賈炳達道を少し歩き、次のT字路を南に折れて城南道(South Wall Rd.)に入りました。

 城南道に入ると打鼓嶺道とは全く違う景色が広がり・・・ということもなく、打鼓嶺道と同じような街並みが続いています。

 お、犬が寝てる。 歩道の真ん中で。 いじめるヤツがいないんでしょうね。 爆眠してますもん(笑

 城南道には海鮮のお店がありました。 店先に生簀を置いた食堂のようですね。 生簀と言えば鯉魚門、西貢、南Y島などが有名ですが、街なかでもこういったお店をよく見かけます。 香港の人は生簀好き。
城南道


海鮮の食堂
九龍城の街歩き3

龍崗道

九龍城の地図
 城南道を進んでいくと、衙前圍道(Nga Tsin Way Rd.)との四つ角に出ました。 当初は太子道西まで行って次の通りに移動する予定でしたが、ここで予定変更。 衙前圍道で折り返すことにしました。 ちょっと飽きてきたかな(はは

 そゆことで西に折れて衙前圍道に入り、ちょっと進んで北に折れました。 龍崗道(Lung Kong Rd.)です。 ジグザグ街歩きはまだまだ続く。

 衙前圍道ではパン屋さんを見つけました。 三文治(サンドイッチ)、ケーキ、コーヒーなどが置いてあるごく普通のパン屋さんです。 こういうのいいですねぇ、街のパン屋さんって感じで。 後で思えば、この店で甘いもの買っとけばよかったんです。 この時は、もっと先にもなんかあるだろうと通り過ぎちゃったんですよね(失敗。

 あるお店の入り口には、タイ風の祭壇がありました。 タイ料理の店なのでしょうか。 元々タイ人が多く住んでいた地域なので、その名残なのかもしれませんね。

 この辺で九龍城の街歩きを始めて 30 分ほど。 ちょっと疲れてきたかな。 でも前進、前進。 賈炳達道まで行って次の通りを目指しましょう。
龍崗道

2Fから上は
伝統的な香港の
マンション
あれ? さっき書いた?


街のパン屋さん


タイ風の祭壇
九龍城の街歩き4

南角道

九龍城の地図
 賈炳達道まで行って西に折れ、ちょっと歩いて南へ。 南角道に入りました。

 この通りはタイ風の感じもなく、ごく普通の香港の通りですね。 でも歩いているといかにも香港の通りという感じです。 店舗も多く、ひとつひとつ覗いていけばけっこう楽しめます。

 スイーツのお店はまだ見つかりません。 見つからないまま、折り返しの道路である衙前圍道まで来てしまいました。

 この辺まで来ると、2人ともかなりないらいらモード。 単に甘いものが欲しいだけではないのです。 どうしても座って一休みしたいのです・・・

 南角道からみ儀に折れて衙前圍道に入ると、ちょっと先の右角にセブンイレブンを発見。 衙前圍道と次の通りである衙前ろん道(Nga Tsin Long Rd.)の交差点のところです。

 セブンイレブンの2Fは麗髪屋。 麗髪屋は初めて見る看板でしたが、初めて見ても何のお店か分かりますね。 この名前けっこう好きだな。

 さて甘いものが食べたくなっていたので何か買おうかという話も出ましたが、座れる店がいいということでパス。 それにセブンイレブンの向かいの角には九龍城室内街市があるじゃないですか。 街市には熟食中心が付きもの、熟食中心ならきっとスイーツを出している店がある!! 行ってみましょう。 私たちはセブンイレブンでは水だけを購入し、街市に向かいました。
南角道


セブンイレブン


2Fは麗髪屋
九龍城の街歩き5

街市

九龍城の地図
 街市の建物に入ってみると、ほ~らやっぱりあった。 3Fが熟食中心になっていました。

 とりあえず2Fにあがります。 2Fは野菜と海鮮ですね。 大きな街市だと野菜と海鮮がそれぞれ1フロアーになっているところもありますが、ここはそれほど大きくないので2Fに同居していました。

 さてせっかく街市に来たのですからゆっくり見物して・・・ということはなく、このときはささっと見てすぐ3Fに向かいました。 もちろん熟食中心が目的です。

 そんな足早な見物でしたが、チェックするところはちゃんとチェックしてましたよ。 ベビー介蘭です。 これとても美味しいんです。

 香港の茶餐廳や麺家なら、ほとんどのお店にあるのが油菜。 そして油菜には菜心と生菜の2バージョンあることが多いです。 菜心のほうが介蘭です。

 あるときその介蘭が成長したものではなく、ベビー介蘭が使われていました。 もちろん普通の介蘭も美味しいですが、このベビー介蘭はもっともっとまいう~。 それ以来楽しみにしているのですが、ベビー介蘭にはほとんど出会いません。 また食べたいなぁ。

 なお油菜には菜心と生菜の2バージョンあるとお話しましたが、どのお店でもというわけではありません。 念のため。

 さて私たちは2Fから3Fへのエスカレータに乗りましたが、このエスカレータかなりなもんでした。 なにがかなりなもんって、こんな感じだったんですよね~(笑。 これでよく故障しませんね。

 3Fに上がった私たちは、さっそくスイーツのお店を探しました。 ところが・・・ない。 全部のお店を1軒ずつチェックしましたが、やっぱりありません。 熟食中心ならたいていあるじゃん、スイーツ出してる店。 なのに探してるときに限ってないもんなんですね(ざんね~ん。

 仕方がないので、さらに探すことにして街市を後にしました。
九龍城室内街市


野菜売り場


魚売り場


3Fの熟食中心
九龍城の街歩き6

衙前ろん道

九龍城の地図
 街市を出た私たちは、衙前ろん道を北へ歩き始めました。

 この通り、西側には九龍城室内街市に続いて大きな病院があり、お店がぜんぜんありません。 お店は東側だけなのでこれまでの通りと比べて半分ということになります。

 ということで、スイーツのお店がないかどうかチェックするだけで先を急ぐことにしました。

 賈炳達道に着いて西に折れたとき、右前方に大きな建物を発見。 ガイドブックによると、九龍城廣場となっています。 ショッピングセンターのように見えますから、きっとあそこに行けば甘いもん何かしらあるじゃろ。 私たちはかなりな期待を込めて九龍城廣場に行ってみることにしました。
左側手前が
九龍城室内街市
その先が病院

九龍城の街歩き7

九龍城廣場

九龍城の地図
 近くで見る九龍城廣場はなかなか大きな建物です。 これは期待できそうですね~(わくわく

 建物の外には大きな看板がいくつかかかっていましたが、この辺も日本食ブーム。 ほんとに最近の香港ではいたるところで日本食のお店を見かけます。

 ここには寿司屋がありました。 「金水壽司」です。 覗いてみると回転寿司のようですね。 香港で見かける寿司屋は、そのほとんどが回転寿司ですが、ここも例外ではありませんでした。

 もうひとつのお店は、日本風ではありますが日中ごちゃ混ぜのような店でした。 「蒲」という名前の店です。 「全港最大」、「日式無煙燒烤」とうたっているので無煙焼肉なのかなぁと思いつつ右の方を見ると、「燒肉」「魚生」「火鍋」「日本料理」だって。 火鍋は中国じゃろ。 さりげなく火鍋が混ざってるとこが香港風(笑。 「魚生」は読んで字のごとく刺身のことなんでしょうねきっと。

 けっこう疲れてきててスイーツと座れる店のことで頭がいっぱいだったはずなのに、こういう看板はしっかり写真撮ってきてるのはまだ余裕があったからなのでしょう。 自分、偉いっ。

 九龍上廣場に入ってみると、ほぉ、なかなか綺麗なショッピングモールだ。 最近できたのでしょうか。

 最初に目に付いたのは、吹き抜けの天井からぶら下がってる巨大な卓球のラケット。 変わったデコレーションだなぁ。 卓球製品のセールでもやってるのかな・・・。

 さてスイーツです。 1Fを見回してみると、テーブルと椅子を置いたお店がいくつかありました。 とりあえず覗いてみると・・・残念、スイーツじゃなかった。 食事の店ばかりです。

 ケーキや菓子パンも置いているパン屋がありましたが、そのお店には席がありません。 持ち帰り専門でした。

 その後も2F、3F・・と探し回りましたが、残念ながら座って食べられるスイーツのお店はありませんでした。 そろそろ2人ともイライラマックス状態。

 仕方がないのでさっき見つけたパン屋で菓子パン、ケーキ、飲み物などをゲットし、どこか座れる場所を探しに行くことにしました。 はぁぁ、疲れた。 早く一休みしたい。
九龍城廣場


金水壽司


日本料理 蒲


九龍城廣場


九龍城廣場