1日目 (2011/11/21 mon)
     

 初日はほとんど移動日なのであまりいろいろなことはできません。 香港に着いたのが 15:05、ホテルに移動してチェックインしたらもう晩飯の時間です。 とりあえず近場で飯を食うくらいでしょう。

 それでは5泊6日の香港旅行の始まりです。

     
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羽田発は楽チン

 羽田発 CX543 便の出発時刻は 10:45 です。 羽田には出発の2時間前の 08:45 に着けばいいから・・・家を出るのは 07:45 でいいな。 ということで送迎タクシーは 07:45 にお願いしてあります。

 私は 06:20、管理人の管理人は 05:30 起床。 この辺男と女の違いが出てますね。 女性はいろいろたいへん(お察しします。

 出発準備を整えて 07:40 ごろ窓外を見ると・・・お、もうタクシー来てる、さすが。

 私たちの荷物は、大きなスーツケース1、小さめのキャリーケースが1です。 これをトランクに積んでもらい、07:48 出発。 天気はいいし、いい旅になりそう。

 これが成田発だったら、もう1時間早起きしなくてはなりません。 私たちは羽田発の幸せを噛みしめながら羽田に向かいました。

羽田空港
ターミナル2
サクララウンジでくつろぐ

 羽田に着いたのは 08:28、一般道・首都高速ともに混んでなくて余裕の到着です。 幸先いいですね。

 ところで羽田に近づいたときちょっとドキドキしたことがありました。 アメックスから送ってもらったEチケットに「ターミナル I」と記載されていて、これが私には数字の1に見えてしまったんです。 だから運転手さんに「ターミナル2でいいですね」と聞かれたとき「いや、1って書いてあるんですけど」。 すると運転手さん「海外便はターミナル2なんですけど」だって。

 「え? 何かの手違い?」と困惑していると運転手さんが「イチじゃなくてアイじゃないですか?」。 ん? ほんとだ! よく見たら上下に短い横棒が付いてるからアイだ!

 とまあこんなプチ事件がありつつも、無事ターミナル2に到着。 下ろしてもらった荷物をゴロゴロ押しながら、ターミナルビル3Fの喫煙所へ直行です。

 一服を終えた私たちは「I」カウンターへ向かい、08:55 ごろチェックインを済ませました。 そうあの「アイ」カウンターです。

 荷物を預けて身軽になった私たちは、 CX543 便が定刻出発であることを確認してからサクララウンジへと向かいました。 朝飯食ってないので何か軽くつまんじゃおっと。

 サクララウンジはガラガラって感じでした。 私たちは空港を見渡せる窓際の席に陣取り、さっそく軽食と飲み物をゲット。

 私はポテト関係・ソーセージ関係・卵関係など多彩に取り揃え、3種のパンとアイスカフェラテです。 自分にとってはこれが「軽食」なのですが、管理人の管理人に言わせると「普通の1人前じゃん」ってことになります(笑

 たしかに管理人の管理人のプレートを見るとかなりこじんまりしてますね。 お腹に溜まるポテト関係はないし。 ん? でもそれビールじゃない? まだ朝なんですけど。 ま人それぞれってことで。

 食べながらふと見ると、目の前にコンセント。 ラッキー。 さっそく携帯を充電したのは私です。 最近なぜかバッテリーの減りが早くて(汗

チェックイン

サクララウンジは
席選び放題


管理人の「軽食」

管理人の管理人は
こんな感じ

搭乗  サクララウンジでゆっくりくつろいだ私たちは、ラウンジ内の喫煙室で一服してから 10:13 ごろラウンジを出ました。 搭乗手続きは 10:15 からなので十分間に合うでしょう。

 え~と 108 ゲートね、どっちだ? あら、けっこう遠いかも。 この通路のいちばん先っちょじゃん。 私たちはちょっと急ぎ足になってゲートに向かいます。

 いつかの暗い思い出が頭をよぎりました。 搭乗締め切り時刻に遅れそうになって係員の女性の先導で荷物を引っ張りながら空港内を突っ走り、あろうことか途中から送迎バスに押し込まれて搭乗機まで運ばれた事件です。 着席と同時に流れてきたのは屈辱の機内アナウンスでした。

  「ただいま最後のお客様がご搭乗されたので、
   これより当機は出発いたします」

 すでに出発時刻を過ぎていたこともあり、周りの視線が冷たいこと。 あんな目に合うのはもういや。

 などと暗い記憶を蘇らせながら早足でゲートに着いてみると、なんのことはないまだ締め切り時刻前なので普通に搭乗できました。 よかったよかった。 10:33 無事着席。
108ゲート遠いし


CX543が見えてきた
お、なんかすごいじゃん  さて無事に搭乗できた私たちですが、アッパーデッキの座席を見てびっくり。 ビジネスに慣れた方ならどうってことないかもしれませんが、私たちは斜めに並んだ座席を見て驚きました。 こんなん初めて!

 ん? あ~、なるほど、それでか。 実はチェックインのとき並びの席をリクエストしたのですが、係りの女性が「並びでよろしいですか? このタイプの場合前後をお勧めしているのですが・・・」と言われたんです。 そのときは事情が分からず勧められるままに「じゃ、前後でお願いします。」と答えたんですけど、その理由が今はっきり分かりました。 なるほどね、前後のほうが近いもんね。

 ただたしかに前後が隣にはなるのですが、座席の両側にはかなり高い仕切り壁があり、座ったまま会話するのは無理です。 会話するには思い切り立ち上がらなければなりません。

 こういう構造だと、隣にわずらわされることなく個室感覚でゆったりくつろげますが、私たちのように連れがいる場合にはちょっと不便かもしれませんね。

 それから窓が斜め後方になるので、体を思い切りひねらないと外が見えません。 窓外の景色なんかどうでもいいんじゃない?という声が聞こえそうですが、やっぱ見えないより見えたほうが嬉しい。

 このようにコミュニケーション的、それに窓外の景色的にはちょっと問題があるシートですが、それ以外はまったく問題ありません。 というかブラボーでした。

 まず足置き台が付いてます。 座席の下からせり出すタイプの足置き台はどうもしっくりいかないですが、この据え置きタイプの台はとっても楽。

 壁に収納されているモニターはかなり大きいですね。 もちろん角度調整も自由にできるので、リラックスして映画を楽しめます。 またヘッドフォンがクローズドエアタイプなのが嬉しいですね。 オープンエアタイプはちょっとしたことでずれちゃうのであまり好きじゃありません。

 壁に固定された小さめの飲み物テーブルも便利でした。 いちいち食事用の大きなテーブルを出さなくても飲み物が置けるのはいいです。

 シートの角度はかなり細かく調整ができ、背もたれはほとんどフラットになるまで倒すことができるので気持ちよく眠れます。

 200V タイプですがサービスコンセントもありました。

 とにかくこの初めてのビジネスシートには大満足。 帰りもこのシートがいいなぁ。
斜めに並んだ座席


左右の仕切り壁が
高くて個室のよう


固定式の足置き台


大画面モニター


飲み物テーブル
ん? これは何?  ここでちょっと気になったことをひとつ。 管理人の管理人が気付いたのですが、シートの斜め後方にある物置きスペースに小さなネジが。 これ何でしょう・・・。 きっと大したものではないと思うのですが・・・。 でも何だか気になりますよね、こういうの。 落ちていたネジ
香港へ


これより現地時間表記
 10:45 CX543 はオンタイムで動き始めました。 タキシイングの後、11:05 フルスロットル。 いざ香港へ。

 11:28 飲み物とおつまみが来ました。 下戸の私はジンジャーエール、管理人の管理人はビールです。 つまみはミックスナッツ。 とりあえず美味しくいただいちゃいました。

 ここでプチトラブルです。 おつまみと飲み物をいただきながらそろそろ映画でも見ようとヘッドホンを用意したのですが、これがどうやっても聞こえない。 いろいろ試してどうにもならないので、アテンダーを呼びました。 アテンダーもいろいろやってましたが結論は故障。 ということで 90K・91K から 空いている88K・89K へ座席移動することになりました。

 環境が整い、私はフラッシュダンス(懐かしいですね)を観始めました。 しばらく観ていましたが何だかぬるい。 当時はとても楽しく観れたんですけどねえ・・・。 ということでアルマゲドンに替えました。 やっぱこれは面白い。 ブルース・ウィリスかっこいいですよね。

 12:11 ごろ昼食になりました。 メインディッシュは3種から選ぶことができ、私は「牛テンダーロインのマッシュルームテラゴンソース焼き、ポテトグラタン、アスパラガス、人参、ピーマン」、管理人の管理人は「チキンと茄子の山椒入り照り焼き、胡麻入りご飯、野菜各種」です。

 いちばん美味しかったのは、「前菜」の右下の皿中央にあるカニとエビのサラダ。 管理人の管理人も同じ感想でした。 これほんとに美味しくて、もう1皿欲しいくらいです。

 食事の最後にはフレッシュフルーツとコーヒーとチョコレートのデザート。 フルーツは日本積み込みでしょうがなかなか美味しかったな。 全体としては満足のいく内容でした。

 食事の後はアルマゲドンの続きを観ながらちょっとウトウトしたりしてました。 14:55 ごろには定刻到着予定であること、現地の気温は24℃であることなどの機内アナウンス。 いよいよ香港に近づいてきましたね。 このあたりで私たちのワクワク度がマックスになってきます。

 15:05 ごろアルマゲドンを観終えました。 不覚にもじんわりと涙が・・。 ブルースウィリスかっこ良すぎ!!

 直後 15:08 ごろ機は着陸態勢に入り降下を始めました。



       これより現地時間表記

私は
ジンジャーエール


管理人の管理人は
ビール


前菜


牛テンダーロイン


チキン
空港にて  14:20 ごろ少し揺れ始めましたがすぐ揺れは収まり、その直後には機は最終着陸態勢に入りました。 その数分後また少し揺れ始めましたがこれもすぐ収まります。 こんなに揺れるのは天気が悪いのかなと体をひねって窓外を見てみると、機は雲の中。 ひょっとしたら現地の天気あまりよくないのかな・・・。

 14:29 ごろ機は雲を抜けました。 海が見えます。 船も見えます。 もう近いぞ。

 14:32 ランディング、そしてフルブレーキング。 この瞬間は何度経験しても嫌いです。 緊張します。

 そんな心配をよそに機は 14:41 停止。 着いた~、香港に着いた~~

 機を降りた私たちはスモーキングルームを探しながらイミグレに向かいました。 ん~、この辺にあったんじゃなかったかな。 見当たらないなぁ。

 結局私たちはそのままイミグレに着いてしまいました。 タバコ吸いたかった・・。 イミグレに着いてみるとそこは長蛇の列。 うわっ、混んでる。 こんなに混んでるのは久しぶりです。 仕方ない、並びましょう。

 列の面々を見渡してみると、日本人がほとんどいません。 どちらかというと浅黒い系の人たちが多いようです。 またこの人たちが全然マナーがないっ!!。 後ろからグイグイ押すし、ちょっとでも隙があると追い越していこうとします。 そんなマナー知らずを体でブロックしながらだんだん不機嫌になってきてしまう私。

 約 15 分くらい並んでやっとイミグレのカウンターが近付いてきました。 やれやれ、疲れちまった。

 さてカウンター前では1列でやってきた客を数箇所のカウンターに振り分ける係りがいたのですが、このときの2人の女性は全然働いてないっ!!。 2人で笑いこけながら、ず~~~~っとしゃべくってます。 イライラしていたのでプチ切れ。 思わず声に出して言ってしまいました。

   「なんだよ、あいつら全然仕事してないじゃんっ」

 と、何ということ。 その2人の女性は急にテキパキと働き始めたのです。 うわっ、日本語分かるのか。 あはは、ちょっと言い過ぎたかな(汗。 でもさぼりまくってるのが悪いんですよね。
香港まで
ありがとう

イミグレに向かう

エアポートエクスプレスで

九龍站へ
 イミグレを通過したら預け荷物の受け取りです。 ロビーに出て荷物の受け取り場所をチェックすると・・・なんだよ広いロビーの反対側の端っこじゃん。 仕方ないのでロビーをテクテク歩きます。 早く荷物受け取ってタバコ吸いたいのに。

 私たちはでかいスーツケースを受け取り、キャリアーを押しながらエアポートエクスプレスのホームに向かいました。 でもまだ電車には乗りません。 ホームに出たら右に向かって歩き、エレベータでグランドフロアへ。 そうするとシティバスの乗り場の手前にあるスモーキングスペースに行けるんです。

 やっと一息つけました。 ふ~、うまいっ。

 一服を終えた私たちは再びエレベータでホームのフロアに行き、エアポートエクスプレスのチケットを購入。 九龍站までの片道チケットです。

 15:51 ごろ滑り込んできた電車に乗ると、ほどなく動き出しました。 あ~香港に来たんだなぁと幸せを噛みしめている私たちを乗せた電車は、16:08青衣(ちんいー)、そして 16:15 九龍站に到着です。

 九龍站からハイアットリージェンシーホテルまでは、無料のシャトル巴士で移動です。 乗り場は K3。 このシャトル巴士を利用するのはいったい何度目なんだろう・・。

 巴士は見慣れた景色の中をホテルに向かいます。 所要時間は約 15 分。 私たちは 16:32 ホテルに到着しました。
巴士乗り場の手前に
喫煙できるところが
あります


九龍へ向かう
エアポートエクスプレス

ガラガラでした
チェックイン  シャトル巴士はホテルの地下駐車場に着きます。 すぐにやってきたスタッフにバゲージを2個預け、エレベータでロビーに移動。 普通はこのロビーにあるフロントでチェックインしますが、私たちはさらに 23F のコンシェルジュデスクまで行ってチェックインしました。

 用意された部屋は 2222。 あら? これって去年と同じ部屋じゃない? 4並びの部屋番だったのでよく覚えています。 ちょっと斜め方向ですがヴィクトリア湾が見える部屋だったはず。 嬉しいですね。

 16:47 入室。 やっぱりあの部屋だ(嬉。 なんだか「ただいま~」って感じです。

 16:50 にはバゲージも届きました。 今年は早いじゃん。 去年はなかなかバゲージが届かずにちょっとイライラしたものです。 だって荷解きしないと何もできないじゃないですか。

 ところで部屋に入ってみると灰皿がありません。 変だな、スモーキングルームをリクエストしたはずなのに。 そこでバゲージを運んできたスタッフに「灰皿2個持ってきてください」ってお願いしたんですが、なんとその答えは「この部屋ノースモーキングルームです」。

 おいおいそりゃないだろ。 するとスタッフが「どのフロアでチェックインしましたか?」だって。 「23F ですけど」と答えると、「少々お待ちください」とさがって行きました。

 ほどなく戻ってきたスタッフの手には2個の灰皿。 よかった、よかった。 これでいいのだ。
2222号室からの眺望


対岸の香港島には
クリスマスの
イルミネーション

11月の下旬ですもんね
さあ晩飯だ  ようやく落ち着いた私たちは、分担で作業開始。 管理人の管理人は荷解き、私は持っていったノーパソのネット接続です。

 ネットは有料ですが仕方ありません。 去年は勘違いして細かく課金し、かえって高くついてしまいました。 今年は最初から最も長い3日で設定します。

 ハイアットのネットは、とても簡単に繋がります。 チェックインするときにパスワードをもらい、ホテルのローカルネットにアクセスしてそのパスワードを入力します。 後は時間単位、日単位を選択してクリックするだけ。 17:17 無事ネットが開通しました。

 さっそく自分のウェブにアクセスして掲示板に書き込んだりしましたが、最近更新してないのであまり人が来ないウェブです。 それでも誰か見てるかもしれないと思って香港到着を報告。 ま、そのうち誰か見てくれるでしょう。

 ネット開通のころには荷解きも終わっていました。 管理人の管理人はとても荷解きがうまく、衣類などほとんどが短時間で引き出しやクローゼットに収まっていました。 多謝。

 さぁ香港生活の準備ができました。 さっそく今日の晩飯のことを話し合った結果、旅行の直前にテレビで観た上海蟹麺のお店「天香楼」に決定。 ハイアットから歩いて行ける場所にあるので、第1日目の晩飯にはうってつけです。
天香楼へ向かう  私たちは 18:15 ごろホテルを出ました。 ホテルの裏口から河内道(Hanoi Rd.)に出て、左(北西)へ進みます。 すぐ加拿分道(Carnarvon Rd.)にぶつかりますからT字路を右(北東)へ曲がります。

 そのまましばらく加拿分道を進みますが、この通りは人がすんごく多いですね。 両側にはいろいろなお店がひしめいていて、なかなか盛り上がっています。 歩道が狭いので歩くのが大変。

 しばらく進むとゆるい上り坂になり、上りきったところは金巴利道(Kimberley Rd.)とのT字交差点になっています。 ここで右(東)へ曲がります。 あとは道なりにどんどん進めば右側に天香楼があるはずです。

 金巴利道に入ると人通りはそれほど多くなくなりました。 さっきまでより歩きやすい。

 少し歩くと左側に竹園海鮮飯店がありました。 「伊勢エビ 海鮮マーケット」とうたっているこのお店、別のところでも見たことがあります。 たしか香港島のトラム道だったような・・・。 チェーン店だな、きっと。

 それからちょっと歩いたとき・・!! なんと左側に福臨門というお店が見えてきました。 え? 福臨門? って、あの福臨門? それにしては小さくて目立たないなぁ。

 実は恥ずかしいことに私たちは福臨門がどこにあるのか知りません。 こんなに香港が好きなのにあの福臨門の場所は知らないんです。 高級すぎて自分たちには関係ないお店って感覚もあるし。 だからこのときは「あの福臨門ってこんなとこにあるんだ! しかもちっちゃいし」とびっくりしたものです。

 しかし帰国してからよくお世話になる香港ナビで調べたところ、本店は灣仔のトラム道沿いにあるそうです。 現在は海外も含めて支店がいくつもあり、そのひとつは尖沙咀とのこと。 ということはどうやら福臨門の支店を見つけたのですね。 でも尖沙咀と言うにはちょっと微妙な場所にありました。

 福臨門を過ぎると通りの両側にウェディングドレスがたくさんディスプレイされていました。 ウェディングドレス通りなのでしょうか。 香港では同種の店がかたまっているところが多いですが、ウェディングドレスの店がかたまっているのは初めて見ました。

 ウェディングドレスの林を抜けると、右側がちょっと開けたようになった場所があります。 ここが金巴利道の終点ですね(たぶん)。 ここから先は柯士甸道(Austin Rd.)で、「天香楼」の住所は柯士甸道ですからもう近くまで来ているでしょう。 と思いつつ歩いていると・・あった!! 右前方に「天香楼」発見。 けっこう歩いたなあ。 今 18:40 ですからホテルから 25 分かかったことになります。
加拿分道

堪富利士道との
交差点あたり


加拿分道

店も人も多い

加拿分道

突き当たりが金巴利道

天香楼の看板が
見えてきた
ちっ、振られた  さあやっと着いた天香楼、お腹も空いてきてるしさっそくお店に入りましょう。

 ドアを開けるとすぐ内側にスタッフのおじさんがいたので声をかけてみました。

   「2人なんですけど・・」

 すると間髪を入れず返ってきたのは

   「満席なので入れません」

 それほど広くない店内を見渡すと、確かに満席。 残念っ!!

 実はすでに「小さな店なので食べに行くなら予約を」という情報は得ていました。 だから断られたときも「やっぱり」って感じ。 ま、しょうがありません、別の店に行くことにしましょう。
こうなりゃ芝士麺だ  店の前でしばし方針決定会議です。 「どこにしようか」 「どこにしようかねぇ」

 と、ここで管理人の頭に浮かんだのが以前行ったことのある「新記」というお店。 新記なら現在地からホテルに帰る途中にあるので、場所的にもとってもグー。

 管理人     「新記にしない?」
 管理人の管理人 「え~、あの店~」

 私は大好きな店なのですが、管理人の管理人は気乗りしない様子。

 管理人     「場所も近くだし行こうよぉ。 チーズ麺以外の
          メニューもあるだろうしさ。」

 管理人の管理人 「しょうがないか、いいよ新記で我慢するよ。」

 新記餐廳は金巴利道と加拿分道の交差点にある、香檳大厦というマンションの1階にあります。 ということで私たちは来た道を戻り始めました。

 柯士甸道、金巴利道と歩き、加拿分道と交わるT字路まできました。 金巴利道を東から歩いてくると、T字路の左前方の角が香檳大厦です。

 新記餐廳はちょっと分かりにくいかもしれません。 道路からは見えず、北側から狭い通路を入った奥にあるんです。
新記餐廳
新記で香港最初の晩飯  私たちは 19:00 ごろ新記のテーブルに座りました。 以前座ったのと同じ店内ではなく通路のテーブルです。

 さっそくメニューを見ると、おぉ、前来たときと全然変わってないぞ。 チーズ麺おいしそう(嬉。 注文したのは

   猪扒芝士撈公仔麺($38)
   公司炒麺($42)
   鴛鴦(凍)($15×2)

 猪扒芝士撈公仔麺は、茹でた即席麺に豚肉のローストを乗せ、この店オリジナルのチーズソースをかけたものです。
   猪扒   豚肉
   芝士   チーズ
   撈    汁なし
   公仔麺  即席麺(出前一丁)
 このチーズソースが旨いんです。 厚めの豚肉とよくマッチしてるし、私の中では香港B級グルメの中でも上位にランクされています。

 公司炒麺はいわゆる焼きそばで、具は豚肉・ポークソーセージ・玉子焼きです。 とってもシンプルで普通ですが、これもイケてました。

 どちらもビタミンCなどいっさい関係ない食べ物ですが、美味しいからいいじゃないですか。 B級グルメ万歳(笑

 飲み物は毎度おなじみ鴛鴦茶(いんよんちゃー)です。 この香港独特の飲み物、私はハマってしまいました。 紅茶とコーヒーを半々で混ぜるなんて、日本人の、いや世界のどこにもない発想じゃないでしょうか。

 以上が香港最初の晩御飯です。 管理人は十分満足できる内容でしたが、管理人の管理人はどうだったんでしょうか・・・(・人・)
猪扒芝士撈公仔麺


公司炒麺


鴛鴦(凍)
ちょっと立ち食い  晩飯を済ませた私たちは、19:18 ごろ店を出て、ホテルに向かって加拿分道を歩き始めました。 加拿分道はほんとに賑わっています。 お店も人通りもとっても多い。

 途中で厚福街(Hau Fook St.)に入ってみたりしましたが、この通りもすごく賑わってる。 そんな通りにあるお店を見ていると、この通りには日本的なお店が多いですね。

 ここ数年の香港は日本的な飲食店がすごく増えています。 街を歩いていると、ここにもあそこにも日本語の看板がって感じ。 どんな料理を出しているのか分かりませんが、とにかく日本ブームであることは確かです。

 さらに歩き、加拿分道と赫徳道(Hart Ave.)の角まできました。 ホテルまではあと少し。 でも管理人は思わず立ち止まっちゃいました。 その角にあるスタンドの串揚げ屋さん「佳記餐廳」からとても良い香りが(^^;;

 覗いてみると練り物・シーフード・ソーセージなどが串に刺さって並んでいます。 さっきの芝士麺、ちょっと少なかったんだよなぁ。 これちょっと食べたいなぁ。

 私はたくさんの中から、ウインナーソーセージ・イカげそ・フィッシュボールの3つを選び注文しました。 待つことしばし、それはチープな紙袋に入った形で渡されました。

 さっそくいただきましょう。 ん? 辛っ!! 3種類ともかなり辛い。 どうやらカレーソースがたっぷり付いているようです。 へぇ~、香港の人って辛いのが苦手って聞いてたけど、こんな辛いものも食べるんだ。 これはちょっと意外でした。

 辛いのは辛かったんですが、3種類ともとても美味しい。 管理人の管理人は「いらない」というので、管理人1人で全部食べちゃいました。

 これでやっとお腹が落ち着いたぞ。 んまかった~。

 以上で香港第1日目は終わりです。 20:05 ごろホテルの部屋に戻り、その後は外出しませんでした。 初日なのでこんなもんでしょ。
右側が佳記餐廳


いろいろな具が
串に刺さってる


ウインナー


イカげそ


フィッシュボール
管理人の管理人の

独り言

 今年もエネルギー充電しにきました。 どんな発見、美味しい物に出会えるか楽しみ。 でも、出だしの夕食は、ちょっとチープすぎないかな。

本日のちょいネタ  レストランの入り口の上にあった謎の文字

 これ常設ですから、ず~~~~~っとこのままですよね

 それにしても意味不明
本日のちょいネタ  レストランのウィンドウに貼られていたメニューの日本語

 翻訳ソフト使うとこうなっちゃうんだろうなぁ

 「乾いたシーフード」って食欲減退しますね
本日のちょいネタ  レストランのウィンドウに貼られていたメニューの日本語

 セロリはイカではありません
本日のちょいネタ  レストランのウィンドウに貼られていたメニューの日本語

 今度は「乾いたエビ」

 やっぱり美味しそうじゃありません
本日のちょいネタ  これ、数年前に発見した「サーモン寿司味」ポテトチップの続編

 今度は「たこ焼き味」です

 こんなところにも日本ブームが