2日目 (2011/11/22 tue)
     

 旅行2日目です。 今日はビクトリアピークへ行ってみることにしました。 ずいぶん久しぶりです。 今回の旅行のテーマ「原点に返る」に沿った行動ですね。 ところが・・・

 その後は西營盤の乾物街で貝柱を買ったり、近場をぶらぶらしたりする予定です。 旅行のテーマは決めましたがたいした目的はないので、いつものように行き当たりばったりの行動になるでしょう。

     
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朝食はホテルで  管理人は 07:30、管理人の管理人は 08:00 ごろ起床。 だいたいいつもこんな感じですね。 なぜか旅行の時には管理人の方が早めに目覚めることが多いんです。

 外を見ると曇り。 あまり天気がよくなさそうですが、雨さえ降らなければ晴れてるよりも曇りのほうが行動しやすいです。

 しばらく部屋でうだうだした後、ホテル 23F のラウンジへ行きました。 ラウンジで食べれば朝食はタダです。

 コンシェルジュデスクのおねえさんに挨拶をし、奥へ進みます。 このラウンジを利用する人はけっこう多く座席はかなり埋まっていましたが、運良く窓際の4人テーブルを確保。 さっそくビュッフェ形式の食べ物を物色しに行きます。

 このラウンジはなかなか品揃えがよく、パン、チーズ、ハム、生野菜、フルーツなどいろいろな種類が並んでいます。 こういうの見ると管理人はつい多めに取ってきちゃうんですよね(笑

   フルーツとパン

   シリアルやナッツなど

   コーヒーと紅茶

   パンとチーズ

   生ハムとソーセージ

 ということで管理人は、ソーセージ、ハム、生野菜、チーズ、パン、それにスモークサーモンまで取ってきて豪華にいただきました。 さらにおかわりで、ベーコン、ソーセージ、焼きトマト、アスパラ、ボイルドエッグです。 自分で言うのもなんですが、ほんとよく食べますね私(笑

 いろいろ食べた中で美味しかったのは焼きトマトです。 こういう食べ方したことなかったので、最初はどうかと思ったのですが、これ美味しいです。 こんな食べ方もあるんですね。

 ボイルドエッグもなかなか美味しかった。 白身はしっかり固まり、黄身はトロトロ。

 管理人の朝食2にあるソーセージは、いわゆるフランクフルトではありませんでした。 皮が柔らかく、中身は中華風香辛料の香りがしました。 中華の香辛料が大好きな私はとても美味しかったですが、不得手な人もいるかもしれませんね。

 それから管理人の管理人の朝食1にあるように、バゲットを使った簡単なサンドイッチもありました。 具は数種類あります。

 以上のような朝食を、私は紅茶で、管理人の管理人はカフェラテで美味しくいただきました。 私はちょっといただき過ぎ?(笑
管理人の朝食1

スモークサーモンも
取ってきました

管理人の朝食2


管理人は紅茶

管理人の管理人の
朝食1



管理人の管理人の
朝食2



管理人の管理人の
朝食3


管理人の管理人は
カフェラテ


そうだピークへ行ってみよう  ラウンジでの朝食サービスは 10:00 までで、09:55 ごろにはラストコールがあります。 「あと5分で片付けちゃいますよ~」

 私たちは片付けられちゃう前にたんまり食ってるので、ラストコールにもあわてません(ははは

 10:05 ごろ部屋に戻った私たちは今日の行動をちょっと相談した結果、ビクトリアピークへ行くことに決定。 10:45 ごろ部屋を出ました。

 ピークのある香港島に渡るのに、以前はよく天星小輪(Star Ferry)を使っていました。 中環のフェリー埠頭が、トラムの走っている徳輔道中(Des Voeux Rd. C)に近かったからです。 ところが数年前に中環のフェリー埠頭が移転してしまい、乗り継ぎが不便になってしまったんです。 それ以来天星小輪はほとんど使わなくなってしまいました。

 しかし今回の場合、目的地はピークです。 ピーク行きの巴士は中環のフェリー埠頭から出ています。 だから久々で天星小輪を利用することにしました。

 私たちはホテルの地下にあるショッピングモール「K11」のB3から地下道に出て、尖沙咀站に向かいました。 地下道で站まで行けるのはとっても便利。

 さらに尖沙咀站からフェリー埠頭へも地下道です。 以前は地下道が無かったので人通りの多い狭い歩道を歩くしかなく、とても歩きにくかった。 でも最近は地下道が整備され、ほとんど地上に出ないで埠頭まで行くことができます。 ほんと、便利になったなぁ(しみじみ。

 11:10 ごろフェリー埠頭に到着です。 ここの景色、いかにも香港らしくて私も管理人の管理人も大好きです。 私たちは料金の高いアッパーデッキの乗り場に向かいました。

 フェリーに乗ったのは 11:20ごろ、中環に着いたのは 11:27 ごろです。 久しぶりに天星小輪に乗りましたが、やっぱり楽しい。 「ああ、香港だなぁ」って感じますね。

 フェリーを降りるとすぐ前が巴士ターミナルになっています。 さっそくピークとラム站行きの 15C 乗り場に向かいました。

 しかし今日は蒸し暑いですね。 気温は 23℃ ほどですが、なにしろ湿度がすごい。 体感温度 +5 って感じです。

 15C 巴士站に行ってみると、どうやら巴士は出たばかり。 時刻表によるとこの日の日中は 15~20 分おきのようです。 待ちましょう。

 待つこと 12 分、15C の巴士がやってきました。 11:45 ごろ乗車。 この巴士に乗るのもすっごく久しぶりです。 初めて香港に来た 1997 年ごろはこの巴士無料だったのですが、現在は有料。 こんなところでも香港は変化しているのですね。

 巴士は 11:50 動き出しました。 そして 12:00 ごろピークトラムの站に到着。

 「うわっ、なんだこりゃ」 巴士を降りた私たちはびっくり。 ピークトラムは大行列です。 今日はウィークデイなのになんでこんなに混んでるんだ?

 仕方なく私たちは列に並びましたが、5分経ってもちっとも進みません。 こりゃずいぶん待つことになりそうだな。

 私「どうする? 待つ?」。 管理人の管理人「う~ん、どうしようか・・・」

 急遽2人で相談した結果、ピークは中止。 香港中央図書館(Central Library)へ行くことにしました。 待つの嫌いっ。

 どうやって行こうかちょっと迷いましたが、今さら巴士とトラムを乗り継いで行くのはめんどくさい。 ちょっと疲れて凹んでる私たちは的士で行くことにしました。 「ヘイッ、的士」
「K11」から地下道に
出るあたり

クリスマスですね~

ホテルから尖沙咀站へ
向かう地下道



尖沙咀のフェリー
ターミナル


アッパーデッキ乗り場への
通路


天星小輪から
香港島を臨む



ピークトラムの站行きの
15C 巴士乗り場



15C の巴士


ピークトラム站は
長蛇の列

香港中央図書館でお買い物  ピークトラム站で的士に乗ったのが 12:08 ごろ、香港中央図書館に着いたのが 12:19 ごろ。 所要時間は約 11 分でした。

 巴士とトラムを乗り継いで行ったらたぶん 30 分以上かかったでしょうから、的士は時間の節約ですね。 香港の的士は初乗り $15 と安いので、気軽に乗ることができます。 ちなみに図書館までの料金は $40:00 でした。

 香港中央図書館は、MTRの銅鑼灣と天后の中間あたりにあります。 トラムの走っている高士威道(Causeway Rd.)に面していて、近くまで行けばすぐ分かる大きな建物です。 また建物のまん前にはトラム站があります。

 図書館に着いた私たちは、2Fにある売店に向かいました。 そうなんです、別に本を借りに来たわけじゃありません。 目的は売店なんです。

 ここの図書館の売店は以前来たこともあるんですが、けっこう面白いものがあります。 文房具などの小物、絵葉書、おもちゃ、ゲーム、カレンダーなどなど見ていて飽きません。 また面白いだけでなくお土産にいいものもいろいろあります。

 私たちはしばらく見て回り、姪っ子のお土産、自分たちのお土産、最近管理人の管理人がハマってるシャドーボックスのネタになりそうなものなどを買いました。

 それからもうひとつ、ここ数年愛用している「香港街道地方指南」の新版も買いました。 この本すっごく便利。 基本の地図のほか、電車・バスなどの交通の情報、通りの名前索引など街歩きに欠かせないアイテムです。 図書館の売店なら間違いなく最新版が手に入ります。

 買い物を済ませて図書館を出たのは 12:55 ごろでした。 それほど大きな売店ではないのですが、面白いものが多いのでけっこう長く居ちゃいます。
香港中央図書館


外のエスカレータで2Fへ


メインエントランス(2F)


内部は撮影禁止なので
画像はありません
トラムで上環方面へ  お目当てのビクトリアピークがダメになって予定狂いまくりの私たちが次に目指したのは、西營盤の乾物街です。 半端な時間なので、こういうときにお土産を買ってしまうことにしました。

 西營盤地区まではトラムで一本なので、私たちは図書館の真ん前にあるトラム站に行きました。 現在 13:00 です。 トラムは本数が多いのですぐ来るでしょう。 ・・・ところが、「トラム全然来ない・・」。

 8 分待ってやっと来ました。 ときどきありますね、こういうこと。 トラムは交通事情に左右されやすいので、けっこう間が空くことがあるんです。

 ところがやっと来たトラムは上環行き。 西營盤は上環の先なのでもっと先まで行くトラムを待ちましょう。 しかも間が空いた場合、最初に来たトラムはたいていすごく混んでますし。

 次に来たトラムは跑馬地(Happy Valley)行き。 これは途中で曲がってしまうのでパス。

 13:13 やっと石塘咀(Shek Tong Tsui)行きが来ました。 やっと乗れる(ほっ。

 さてゴトゴトとトラムに揺られながら2人で相談した結果、上環にある西港城(Western Market)に行くことに。 西港城には巴士やトラムのミニチュアを売っている店があり、管理人が好きでよく行くんです。

 上環に着いたのは 13:50 ごろ。 トラム站のすぐ右前が西港城です。
やっと来たトラムは
上環行き



よかった石塘咀行きだ


上環の西港城
Western Market
あ、街市だ  さて上環に着いたのですが、昼飯がまだということを思い出しました。 もう 13:50 になってます。 お腹空くわけですね。

 ということで西港城は後にすることにし、昼飯を食べる場所を探すために摩利臣街(Morrison St.)に入りました。 トラムを降りたら進行方向左、海から遠ざかる道です。 この辺で探せば食べるところはすぐ見つかるでしょう。

 と、歩き始めてすぐ管理人の管理人が「あれ街市じゃない?」。 見ると右前方すぐ、文咸東街(Bonham Strand)との角のところに街市っぽい建物があります。

 近づいてみるとやっぱり街市。 「へぇ~、上環の街市ってこんなところにあったんだ」。

 上環は何度も行っているところですが、街市は初めてです。 これまで西港城ばかり行っていたので気が付かなかったのですね。

 私たちはさっそく街市に入りました。 街市を見つけたらこっちのもの。 街市には熟食中心(フードコート)がありますから美味しい安くて昼飯にありつけるでしょう。
摩利臣街に入る


街市っぽい建物が
街市で昼食  熟食中心は街市の上のほうにあります。 私たちはエレベータで上がってみました。

 熟食中心に行ったときは、とりあえず場内を一周してみることにしています。 気になるものがあったらチェックしておき、その中から食べるものを決めます。

 いつものように一周しているとテーブルの上に気になるメニューを発見。 「日式? 拉麺?」。 日本ブームは熟食中心にも及んでいるのですね。

 とメニューに見入っているといきなり話しかけられました。 「日本からですか?」 え? 上手な日本語だなぁ。 まさかと思って「日本の方ですか?」と聞いてみると、そのまさかでした。 熟食中心はいろいろなところで行っていますが、日本人が経営する店に出くわしたのは初めて。 正直びっくりしました。

 これはもう決まりですね。 私たちはその方のお店「家和熟燒」で食べることにしました。

 注文したのは2品です。

   牛肉/豬肉烏冬 $30.00
   日式豬骨湯拉麺 $30.00

 注文するとすぐ塩キャベツと味噌汁が出てきました。 これがセットになっているのですね。

 塩キャベツは生で、シャキシャキして美味しかった。 香港では生野菜がほとんど食べられないので、こういうの嬉しいです。

 味噌汁は、日本の味噌汁です。 香港的な部分は少しもありませんでした。

 牛肉/豬肉烏冬は、牛肉と豚肉の入ったウドンです。 いわゆる肉ウドンですね。 塩加減がちょうどよく、かなり美味しかった。 香港の日本食は怪しいものが多いですが、これはまさに日本の肉ウドンです。 こういう完全な日本の味、香港の人に受けるのでしょうか。

 日式豬骨湯拉麺は、日本でお馴染みのトンコツラーメンです。 豬骨はトンコツです。 トッピングはモヤシ、キャベツ、タマネギ、ゆで卵、チャーシュー。 あまり日本的でないものも入っていましたが、ツユの味は日本のトンコツラーメンの味。 これもかなり美味しかった。

 店主の方にお話をうかがったら、もう香港で 18 年商売をなさっているそうです。 最近日本ブームですねと話を振ったら、以前にも日本ブームがあったそうです。 しかし長くは続かず、 2~3 年で終わったとのこと。 今の日本ブームはいつまで続くのでしょうか。
上環街市の熟食中心


塩キャベツ


味噌汁


牛肉/豬肉烏冬


日式豬骨湯拉麺
西營盤で乾物を買ってホテルへ戻る  かなり満足な昼食を済ませた私たちは、西港城はすっ飛ばして西營盤へ行くことにしました。 14:42 ごろ上環からさらに西へ行くトラムに乗り、14:51 ごろ西營盤の中心あたりで降りました。

 ここで去年も一昨年も探した懸案のベルトポーチを探しますが、やっぱりありません。 店そのものが無くなってしまっているので、もう2度と見つからないかもしれませんね。

 次に向かったのはいつもの乾物屋さんで、いつものように貝柱や金華ハムなどを買い込みました。 お土産用と自分たち用と合わせて $1,500 くらいです。 香港では安いと言ってもやはり貝柱は高価なものですね。

 このお店、1年に1度しか買いに行かないのに私たちのことちゃんと覚えてるんです。 これってすごくないですか? さすが商売に長けた中国人って感じです。

 買い物を終え、15:21 ごろ東行きのトラムに乗り、15:29 ごろMTRの上環站近くで降りました。 このトラムの運転手、降りるタイミングがちょっと遅れたら、露骨に舌打ちするんですよね。 そんなに怒らなくたっていいじゃん(ちっ。

 15:31 ごろMTRの上環站に入りましたが、管理人の管理人の八達通(オクトパスカード)が改札を通らないプチトラブル。 何度か挑戦したら通りましたが、あまり経験しないできごとでした。

 上環から尖沙咀へは1本では行けません。 いったん中環で降りて荃灣行きに乗り換える必要があります。 尖沙咀に着いたのはだいたい 15:52。 上環からは乗り換えも含めて約 13 分です。

 尖沙咀に着いた私たちは、重慶大厦で両替していくことにしました。 乾物屋で現金を使ってしまったので補充のためです。

 例によって入り口すぐのところではなく、まっすぐ進んだ奥にある店です。 入り口すぐの両替屋は率が悪く、すげぇ損しますから。 奥の店をいくつか見比べ、その1軒で両替しました。 このときはチョー円高状態だったのですごく率がよく、\10,000 が $1,000 以上(驚。 こんなん初めてです。 ラッキー!

 私たちはニコニコ顔で、ホテルに向かいました。 ホテルの1Fにはクリスマスのデコレーション。 去年もありましたが、なかなかリキが入ってます。 私たちはクリスマスシーズンのような繁忙期は避けるのでたぶん香港でクリスマスを迎えることはないでしょうが、こういうデコレーションを見ると少しだけ「クリスマスに来てもいいかな」と思ったりして。 そんなデコレーションを横目に見ながら、私たちは 16:27 ごろ部屋に戻りました。
トラムで上環へ


ホテル1Fの
クリスマスデコレーション



そうとうリキが入ってます
天香楼を予約・・してもらう  いったんホテルに戻った私たちは、23F のコンシェルジュデスクに向かいました。 昨日満席で入れなかった天香楼の予約をコンシェルジュにお願いするためです。

 座席数が少ないお店なので「今日の今日じゃ無理かな・・」とちょっとドキドキしながら女性スタッフに電話をかけてもらったところ、無事予約(20:00)してもらうことができました。

 リベンジ成功!! こういうのってほんと助かります。 10 回以上香港に行ってるのに、まだ広東語ダメなんですよね。 少し勉強しなきゃと思ってはいるのですが、まだしばらくはコンシェルジュのお世話になりそうです。
半端な時間は足ツボマッサージ  時刻は 18:00、天香楼の予約時間までにはまだだいぶありますね。 「う~ん、どうしよう」

 2人で相談した結果、足ツボマッサージに行けばちょうどいいんじゃない?ということになりました。 1時間くらいのコースをお願いすれば、ちょうどいい感じです。

 ということでさっそく大極足療(Taikyoku Oriental Helth Spa)に電話しました。 ここは自力で予約できます。 だって電話受付が日本語ですもん(笑。 電話してみるとすぐやってもらえるそうで、行ったらすぐやってもらう約束で予約しました。

 さあ、すぐ出かけないと間に合わないぞ。 私たちは 18:08 部屋を出て、さっそく大極足療に向かいました。

 大極足療は彌敦道から西側へ3本目の裏道、亜士厘道(Ashley Rd.)にあります。 宣昌街(Ichang St.)とのT字交差点の西側です。

 18:17 大極足療に着いた私たちは、75 分コースをお願いしてすぐ始めてもらいました。 19:30 ごろには天香楼に向かわなければならないので、ギリギリですね。

 少し時間が気になる状況ですが、私たちは足・肩・背中などのマッサージを堪能しました。 ほんと足ツボマッサージって気持ちいいです。 最初のころは痛くてたまらないこともありましたが、最近はその痛さが気持ちいいんですよね。 終わったあとの爽快感が病み付き。

 コースを終えて店を出たのは 19:38。 ちょっと押したな。 急がないと送れちゃう(汗。 19:30 には出たかったんだけどなぁ。
大極足療

亜士厘道にあります
天香楼で晩飯  私たちは急ぎました。 宣昌街(Ichang St.)、左に曲がって漢口道(Hankow Rd.)、右に曲がって海防道(Haiphong rd.)、彌敦道を渡って堪富利士道(Humphreys Av.)、はぁはぁ、左に曲がって加拿分道(Carnarvon Rd.)、右に曲がって金巴利道(Kimberley Rd.)、ぜぇぜぇ、柯士甸道(Austin Rd.)と・・。

 おお、天香楼が見えてきました。 お店の前で時計を見ると、ジャスト 20:00。 We did it!! 間に合った~(ほっ

 店に入って名前を告げると、すぐ席に案内されました。 左奥の小さめの丸テーブル席です。 私は普洱茶を、管理人の管理人はビールを注文してからメニューのチェック。

 飲み物はすぐ来ました。 飲み物と一緒に運ばれてきたのは、大根の漬物のようなもの。 あ、つまみね。 パリポリ、さっぱりしててけっこううまいじゃん。

 付けダレの小皿も一緒に来たのですが、何に使うんだろう・・・。 よく解らないまま大根に付けたりしてました。 大根じゃなくて料理に使うのかな(ま、いっか。 ちなみに付けダレ1は黒酢、2はピリ辛でした。

 実はこの店、日本テレビ系の「弾丸トラベル」で紹介された店で、旅行前にチェックしてました。 そのとき番組で観た1品、上海蟹の餡かけ麺がすごく美味そうだったんでメニューで探します。

 と、あった!! これだ!! 清妙蟹粉帯麵。 とりあえずこれは注文するとして、もう1品欲しいところですね。

 メニューを見ていくと管理人の管理人が大好きなものが!!。 東坡肉(とんぽーろー)です。

 ということで、

   清妙蟹粉帯麵 2つ
   東坡肉 1つ

を注文しました。

 しかし店の中央付近の大きな丸テーブルの日本人の団体、うるせえな。 そんなに大声を出すんじゃないっ! も少し静かに食べろってーの。 日本の恥ですね。 んなことを考えながら待つことしばし。 お、来た。

 麵と上海蟹の餡は別々に運ばれてきました。 そして私たちの目の前で餡を麵の上に回しかけます。 テレビで観たとおりだ!!

 さっそく食べてみます。 う~、美味い。 卵の黄身のように濃厚な上海蟹のミソがたっぷり入ってますね。 上海蟹って、美味しいんですがチマチマ食べるのがめんどくさい。 その点この料理はグー。 そのままパクパク食べられます。

 少々玉に瑕だったのは麵。 香港の麵って全体に柔らか過ぎる店が多いのですが、この店もそうでした。 香港の人たちってあんなに柔らかなのが好きなのですね。

 途中で蟹に黒酢を使ってみました・・・が、これは好きじゃないなぁ。 私は黒酢が得意じゃないです。 なんかホコリくさい感じがするんです。 管理人の管理人は黒酢美味しいと言ってました。

 清妙蟹粉帯麵が半分くらいになったところで、東坡肉が来ました。 うわっ、すごっ。 肉の角がピシッと立ってる。 東坡肉は長時間煮込む料理なのにどうして角が丸くなったり崩れたりしてないんだろ。 しかもツヤツヤしててすんごくうまそう。

 食べてみると、もう見た目どおりでとってもとっても美味い。 味は醤油ベースっぽく、適度な甘さで最高!! これは白飯が欲しくなりますね。

 と考えるより早く体が動いてました。 フロアスタッフを呼び、「ぱんふぁん」。 ところが何回か言ってもスタッフが理解してくれません。 私の発音、そんなに悪いのかなぁ・・・。 仕方なく紙に「白飯」と書いて見せます。 やっと解ってもらえました。

 やって来たのはぎっちり詰まった白飯の茶碗。 これ1人前? 2人前ありそうですけど・・・。 大食いの私としては嬉しい。

 白飯が来たらさっそく乗っけ飯。 そのために麵だけ全部食べて餡を取っといたんですよね。 この上海蟹の乗っけ飯、めっちゃ旨い。 あ~、もっと食べたい。

 次は東坡肉白飯に乗せて、と。 肉をほぐしてご飯と一緒に食べたら・・うわっ、すっげぇまいう~。 まいった、旨過ぎる。 ということで2人前ほどもあった白飯は、あっという間に胃袋に消えました。 管理人の管理人も少しだけ試しましたが、ほとんどは私のお腹に(笑

 ところで東坡肉では、ちょっとだけびっくりしました。 食べてたら骨が出てきたんです。 日本で食べて骨が出てきたことはありません。 これって香港では普通なんでしょうか。

 以上が天香楼での晩飯です。 とっても美味しくて大満足。
天香楼


大根の漬物


付けダレ1


付けダレ2


清妙蟹粉帯麵


東坡肉


白飯


上海蟹乗っけ飯


東坡肉乗っけ飯
ぶらぶらホテルに帰る  20:45 ごろ私たちは店を出て、ぶらぶら歩いてホテルに帰りました。 途中土産物屋を覗いたりセブンイレブンに寄って飲み物などを買ったりしましたが、ま、特に変わったものもなく 21:15 ごろ部屋に。

 セブンイレブンではアイスも買いました。 美味しく食べましたが、香港チックな部分はなく、ものすごく普通なチョコアイス。

 この日は明日以降の日程会議もなく、24:30 就寝。
ファンシーショップ的な
土産物屋


セブンイレブンで
買ったアイス
管理人の管理人の独り言  出会えた!絶品の蟹。 殻から出す手間もなくいいですね。 ここはお勧めです。 しかし管理人の食欲には驚かされる。 いったい帰国するまでに何キロ胃袋に収めるのかな・・・。
今日のちょいネタ  クリスマスが近づくといろいろなところで飾りつけが始まります。 右の写真は尖沙咀のフェリー埠頭近くにある「1881 HERITAGE」のデコレーション。 1881 HERITAGEの
クリスマスデコレーション
今日のちょいネタ  こちらは尖沙咀のフェリー埠頭脇のデコレーション。 この場所は毎年派手な飾りつけがあり、記念写真を撮っている人が多いですね。 尖沙咀フェリー埠頭の
クリスマスデコレーション
今日のちょいネタ  日本ブームの証です。 加拿分道で見かけました。 一度入ってみようかななんて思いつつ、なんとなく通り過ぎてしまいます。 日本風ラーメン屋