2日目 (2007/11/13 tue) 後半 
     

 2日目の後半です。 北角から銅鑼灣へ移動し、銅鑼灣で街歩きをします。

 その後晩飯に行くのですが、何だかなぁという状況に(笑

     
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小腹減ったな  街歩きをしているうちに、なんだか小腹が減ってきました。 それもそのはず、徳發牛肉丸で食べたのは副食的な椀もので、主食を食べてないんですから。

 「何か食べよう」ということでうろうろしていると、おあつらえ向きの店を発見。 太平燒売という茶餐廳です。

 お店に入ってみると、大きくもなく小さくもないという感じ。 どこにでもある茶餐廳ってとこですか。 

 席に座ってさっそくメニューを見てみると、ちゃんと読めるわけではありませんがなんとなく意味が通じます。 値段は入っていませんが、写真入りの英語メニューもあって便利ですね。

 ちょっと検討した結果、私はがっつりと

   三拼燒味飯 $30.00 (\425)
   鴛鴦茶(Hot) $11.00 (\155)

を、管理人の管理人はちょっと軽めに

   特式西多士 $20.00 (\283)
   レモンティー(Ice) $13.00 (\184)

を注文しました。

 飲み物は統一料金って感じで、何でもホットが $11.00、アイスが $13.00 です。

 三拼燒味飯は肉載せ飯で、三拼だと3種類の具が載っています。 今落ち着いてメニューをよく見ると、具は8種類から選べ、$6.00 追加でさらに選べる具が3つ増えるんですね。 その場では気が付かなかったなぁ(残念。

 特に指定しなかった結果、適当に見繕って燒鴨、紅腸、叉燒になったってことでしょう。

 これちょっとクセがありますが、私はすごく美味しく食べました。 燒鴨は皮がパリパリでジューシー、叉燒はちょっと甘めですが噛んでいると旨みがジュワー、紅腸は独特の香辛料が効いていてご飯にすごく合います。 横に置かれたタレは甘辛で、つけて食べるとさらに旨みが増しました。

 鴛鴦茶は、コーヒーと紅茶のハーフ&ハーフです。 半々と言ってもコーヒーの味が強いので、ほのかに紅茶の香りがするコーヒーといった感じですね。 すごく有名なので、説明の必要はなかったかな・・・

 特式西多士は、食パンの間にピーナッツクリームを挟んで焼き、蜂蜜をたっぷりかけたスイーツ?でした。 香港版フレンチトーストといった感じですね。 管理人の管理人は普通のトーストが食べたかったので、結果としては選択ミスですね(笑

 でもこれ、私は好きです。 ちょっと脂っこすぎて甘すぎる感はありますが、基本的には好きな味でした。

 ちなみにこの店、床が異常に滑るんです。 気をつけて歩かないと、ずるっといってしまいそうなほどでした。 なんでこんなに滑るんだろうおと思いましたが、その謎は座って数分後に解けました。

 店の奥で焼いている鴨や豚肉が焼きあがると、ボタボタと油を垂らしながら店頭に運んでいくんです。 これじゃ滑って当たり前だ(爆笑
太平燒売の入り口


場所はこちら

三拼燒味飯


鴛鴦茶


特式西多士


レモンティー

お店を出てみると  腹を満たして店を出てふと見ると、なんと隣は、「大良八記」でした。 ガイドブックにも頻繁に出てくるので、知っている方も多いのでは?

 実は私たち、まだこの店に入ったことがないんです。 入ってみたい! でも今はおなかいっぱいで無理。 また次の機会にまわすことにして、写真だけ撮りました。 待ってろよ~
有名なスイーツの老舗
大良八記

銅鑼灣へ  14:45 ごろ店を出た私たちは、銅鑼灣(コーズウェイベイ)に向かうことにしました。 セブンイレブンで買い物をして西行きのトラムに乗ります。 約 15 分でトラムは銅鑼灣に到着。

 銅鑼灣に行ったのには、ちょっとした理由があります。 以前何かでみた蛋の焼き菓子を探したかったんです。 ポピュラーなお菓子なので、銅鑼灣あたりに行けば見つかるかなぁ、なんて・・・

 銅鑼灣に着いて歩き始めてみると、日本文化を発見。 最近日本ブームだという話は聞いていましたが、思った以上に日本文化が流行っているようです。

 寿司屋のタレ紙にある「三文魚」はサーモンですね。 これなんか当て字なので、見れば簡単に想像できます。 サンマは「秋刀魚」なので、ほんとにそのまんまだし、入ってもたぶんメニューの解読に苦労することなく食べられそうです。
おぉ、マリオだ


日本の寿司屋と
おんなじじゃん

蛋の焼き菓子発見  さて食べてみたかった蛋の焼き菓子ですが、少し歩いたらすぐに発見。 トラム道に面したスタンドのようなお店で売っていました。 ポピュラーだとは聞いていましたが、ほんとにそこいらで売っているんですね。 さっそく購入~($10.00)。

 ピーナツクリームを塗ってくれると聞いていたので、店の奥にあるそれらしきものを指差して塗るしぐさをしてみましたが、これは却下されました。 なんでだろ。

 焼き菓子を買ってふと見ると、おあえつらえむきに隣がジューススタンドです。 のども渇いていたのでそちらでマンゴージュースとスイカジュースを買い、銅鑼灣の雑踏の中でおやつタイム。

 焼き菓子をちぎってほおばってみると・・・ほぉ、いかにも駄菓子って感じですね。 なんというか、パンとクレープを足して2で割ったような食感で、甘さは控えめ。 これ嫌いじゃないなぁ。 ってゆーか、わりと好き!!

 次はジュース。 こちらはかなり濃いですね。 飲んだ瞬間に、「まんご~!!」、「すいか~!!」って感じです(こんな説明で伝わるかな・・・

 ちなみにジュースはどちらも甘すぎ。 もっとさっぱりさせたほうがいいのに。 香港では甘いものは徹底的に甘くする傾向がありますが、このジュースも例外ではありませんでした。

 おやつしながら時計を見ると 15:35、周りはすごい雑踏です。 人がわんさか行き交い、大量の車が走り、トラムが走り・・・。 学校や仕事があるはずの時間なのにこの人混み。 どうなってんだ、香港は?

 なおジュースはくどすぎて飲みきれませんでした(ごめんなさい。
「?????」発見


ジューススタンド


これが「?????」


ジュースは
甘すぎました

銅鑼灣を街歩き1

渣甸坊
Jardine's Crescent
 おやつしながら辺りを見回しているとき、なんだか気になる通りが見えました。 洋服関係の屋台がと並んだ狭い通りです。 おやつを終えてさっそく行ってみることにしました。

 通りに入ると、真ん中の狭い通路の両側にびっしりと衣類と日用品のお店が並んでいます。 地図で調べてみると、渣甸坊(Jardine's Crescent)のようですね。

 ごちゃごちゃとせせこましく、歩くのがたいへん。 人にぶつかりながら歩く約 200m の通りの両側には、たくさんのお店が並んでいます。 私たちは冷やかしながら、ゆっくりと通り抜けました。

 値札を見てみると、たしかに安い。 でも特に買いたいものもなかったので、とりあえず見ただけ~。
渣甸坊の
西側の入り口



ごっちゃごちゃ
値段は安いです

ただし偽物注意
買うものないなぁ

見るだけ~
銅鑼灣を街歩き2

燈籠洲街市
 渣甸坊を抜けると左側に街市がありました。 街市は街ごとにある公設マーケットですが、銅鑼灣にもあったんですね。 以前銅鑼灣に来たときには気が付きませんでした。 裏通りにひっそりとあったからなのでしょうか。

 街市は大好物なのでさっそく入ってみました。 が・・・ちょっとさびれた感じ。 だいたいどこの街市も活気に満ちているんですけどね・・・。 なんだか寂しいな。
燈籠洲街市
銅鑼灣を街歩き3

渣甸街
Jardine's Bazzar
 街市を通り抜けて左に進むと、そこは渣甸街(Jardine's Bazzar)。 この通りにはたくさんのちっちゃな食堂が並んでいました。

 店先には冷蔵庫が設置され、山のように陳列されているのは大閘蟹。 値段はまちまちで、$50 ~ $320 くらいです。 本物の大閘蟹は \3,000 ~ \5,000 以上はするという話なので、安いのはニセもんなのかな。 もっとも高いからと言って本物とはかぎりませんけどね。
これは鹿の尾
漢方なのでしょうが
高いですね~



こんな店もありました
なんの店でしょ(笑

銅鑼灣を街歩き4

打小人
 私たちは渣甸街を抜け軒尼詩道(Hennessy Rd.)に出て、そのまま西に向かって歩きました。 しばらく歩くと、波斬富街(Percival St.)との交差点です。

 この交差点付近にいるのが打小人。 誰かに恨みを持つ人が、その人にのろいをかけて欲しいときに依頼する「呪い請負人」です。 相手に呪いをかけて災いをもたらしてくれるってんですが、効果のほどはどうなんでしょ(笑。

 本当に効果があるのなら、某しょうもない政治家にのろいをかけてもらおうかな・・・なんてね。

 ちなみに写真の打小人、4年前に撮った写真にも写ってます。 それなりにお客がいて、商売になるんでしょう。
呪いグッズが並んでます


この人が打小人
いったんホテルへ  銅鑼灣の街歩きを終えたのは、16:20 ごろです。 まだ晩飯には早いですね。 そこで少々疲れていたこともあり、いったんホテルへ帰ることにしました。

 銅鑼灣から港島太平洋酒店まで帰る場合、西行きのトラムならどれに乗ってもかまわないというわけではありません。 上環行き(西港城行き)は Western Market で折り返しなので、石塘咀行きか堅尼地城行きを待ちます。 これがなかなか来なくて、トラム站で 10 分ほど待たされました。

 上環行きを3本見送ってやっときた堅尼地城行きのトラムに乗り、夕方の混雑した中をゴトゴトと揺られて港島太平洋酒店へ向かいます。

 トラムを降りるときちょっと間違えて1站手前で降りてしまい、ホテルまで5分ほど歩かなくてはなりませんでした。 次は間違えないようにしよう(ちっ。

 途中セブンイレブンに寄って買い物し、ホテルへは 17:30 ごろ帰りました。
上環行きのトラムでは
ホテルまで帰れない



街でみかけた麺屋

看板のキャラは
出前一丁?

左下の「百福」の
ミルクプリン
かなりまいう~です

晩飯は SoHo で??  ホテルで2時間ほど休みつつ相談した結果、「晩飯はオシャレに SoHo で」ということに決定!!

 19:35 ごろ行動開始し、またトラムに乗ってヒルサイドエスカレータに向かいました。 SoHo 地区はヒルサイドエスカレータの中腹あたりなので適当に降りようと思っていたところ、SoHo の看板発見!! さっそく降りて歩き始めます。

 ちょっと歩けば手ごろなお店が見つかると思ってたんですが、これが大間違い。 なかなかいい店が見つかりません。 その結果、SoHo 地区を1時間近くさ迷い歩くハメになってしまいました。

 そのうちお腹は空いてくるし、トイレは行きたくなってくるし、2人とも不機嫌になってきて一触即発状態(笑。 「もうなんでもいいから入ろう!」

 ということで入ったのは、
   Mingle Place Bar 「The Eden」
 入るとすぐに、フロアーの兄ちゃんが外のテラス席に案内してくれました。 「いいのかい? おっさんとおばさんがこんな目立つ席に居て?」

 入ってから落ち着いて見回してみると、このお店完璧に飲み屋です。 しょうがないのでトイレに行きたいのを我慢し、ドリンクをオーダー。 いきなりトイレに駆け込むのもなんですもんね (^^;;)

 そんなこんなで特に入りたくもないお店で、飲みたくもないドリンクを注文することになってしまいましたが、いいこともありました。 香港の夕方から早い夜にかけては Happy Hour というサービスタイムがあり、このお店ではドリンクオール $50 なんです。 通常料金は $70 ~ $100 くらいですから、けっこうお得(嬉

 管理人はジンジャーエール、管理人の管理人はハイネケンを注文して、香港の夜に乾杯♪ 当初の目的とは全然違う結果になっていますが、たまにはこういうのもいいかも

 などと思いつつドリンクを飲んでいると、このお店商売上手ですね~。 あと少しでなくなりそうなところで、すかさず次の注文をとりにきます。 ん、もう、トイレに行きたいから仕方なく入ってるのにぃ・・・

 さてしばらくして「最大の目的」であるトイレに入ったところ、!!!!! なんじゃこりゃぁ!!

 これはもうトイレではないです。 片隅に便器が置いてある「普通の部屋」です。 広さは4畳半ほどあるでしょうか。 リラックスできそうな椅子もあるし、寝ちゃう人もいるんじゃないかな。

 どうやら一般の住居を改築した店のようで、その際に一部屋を無理矢理トイレに仕立ててしまったのですね、きっと。 写真は見たい人だけどうぞ。

 The Eden には1時間ほどいて、チップ込み $300 を支払ってお店を後にしました。
トラムでヒルサイド
エスカレータへ



上り始める


夜の沾仔記麺食


クリスマス
デコレーションの
お店



おぉ、SoHo だ


トイレの光景1

トイレの光景2

トイレの光景3

トイレの光景4
今度こそ晩飯  私たちは 21:55 ごろトラムに乗り、Wellcome スーパーで買い物をしていったんホテルに帰りました。 そして荷物を置いてすぐ 22:27 ごろ再びお出かけです。 ホテルの近くにある食堂で晩飯ってことにして。

 ホテルを出てトラム道を渡り、正街に入りました。 この通りには何軒かの食堂がありますが、入ったのはわりと手前にある 「腸粉皇」。 店の外で蒸篭(せいろ)を盛大に重ね、湯気をたてているお店です。

 腸粉皇には、麺、粥、點心などひととおり揃っていて、しかも24時間営業。 私たちにとってとても便利なお店で、滞在中何度か入りました。

 お店に入ると、すぐに出されたのがお茶です。 こぎれいな飲茶のお店だとこういう形でお茶が出てくるのも珍しくないのですが、街の食堂的なお店でポットのお茶を出されるとは思っていなかったので、ちょっと嬉しかったな。

 この日注文したのは、2種類の粥と油菜です。

   お茶   $2.00  (\30)
   皮蛋粥  $18.00 (\270)
   牛肉粥  $18.00 (\270)
   油菜   $6.00  (\90)

 粥は日本ソバの丼くらいの器にたっぷり入っています。 油菜も山盛りで、とても6ドルとは思えません。

 さてお粥の味は・・・グー。 いけてますね~。 具もたっぷりで文句なし。 私が不得手な香草が入っていたような気もしますが、そんなことはどうでもいいと思えるほどまいう~でした。

 油菜は介蘭で、こちらはちょっと薄味です。 健康的なのかな(笑。 最初はそのまま食べていましたが、残り半分くらいになったところでテーブルに置いてある豉油に気が付きました。 管理人の管理人が周りをみてみたら、この豉油をかけてる人が多いらしいです。 ということでさっそく試してみると、これ美味いです。 この豉油、日本の醤油によく似ていて、日本人の舌にばっちり合っています。

 それから粥のほうですが、こちらも最初はそのまま食べていました。 でも食べている途中で、「胡椒を入れると美味い」というテレビで見た情報を思い出し、さっそく挑戦。 するとこれがまた美味いんです。 胡椒だけでこんなに味が変わるんですね。 別の料理を食べているみたいでした。

 私たちはとても満足してお店を後にしました。

 支払うときに思ったのは、上環というかサイインプン辺りの食堂は安いなぁということです。 昨日も麺が10ドル、油菜が6ドルでびっくりしましたが、この辺りではこのくらいの価格が当たり前なのですね。

 なおこれを読んでいる方の中には、いつもあんなにたくさん食べているのに、食べたのこれだけ?と思っている方がいるかもしれません。 この点については、旅行のメモを見た本人がいちばん驚いています。 ほんとに不思議・・・
24時間営業の
腸粉皇



お茶


皮蛋粥


牛肉粥


油菜


テーブルに常備された
豉油

管理人の管理人の

独り言

 おかしい!香港に来ると人格どころか内臓もヒートアップしている。 よく食べ、よく歩いて、満足。 明日はどこでサプライズがあるのか楽しみで~す!

本日の万歩計  11810